それからは暇さえあれば映画館に足を運びカップルが来るのを待ちわびていました。
しかしそうそう来るものではありませんし来ても新参者の僕はおこぼれにありつけるのは稀でした。
出来る事なら僕も女性を引き連れて映画館でプレイが出来ればと考えましたが容姿も悪い僕にチャンスはありませんでした。
そんなこんなで10年ほど悶々とした日々を送っていた僕に転機が訪れました。
それはスマートフォン、そうです僕もスマホを買ったんです。
この時から僕の運気が上昇してくるのです。
ちょっとだけ自慢させてもらいますが今まで数え切れないくらいの女性と共にさせてもらいました。
その中でも思い出深い女性が何人かいましたので紹介させて頂きます。
トップバッターは何と言っても記念すべき第一号の女性です。
今から10年も前なのに彼女のことは鮮明に覚えています。
彼女の名前は由紀さん、28歳既婚の女性でした。
由紀さんとの出会いは掲示板でした。
今は無くなってしまいましたが当時、露出の掲示板がありました。
ネットサーフィンをしていてたまたま見つけた掲示板です。
「ポルノ映画館で痴漢プレイしてみませんか?当方経験豊富ですのでしっかりサポートしますよ」
たしかこんな内容の文章を投稿した記憶があります。
投稿した翌日一通のメールが届きました。
「はじめまして、ポルノ映画館に興味あります。是非お話し聞かせてください」
由紀さんからのメールでした。
僕はド素人なのをバレないように必死に文章を作ってやり取りしていました。
3日ほどたった頃ついに由紀さんからOKの返事をもらうことが出来ました。
僕はあまりの嬉しさに舞い上がっていました。
そして待ちあわせ当日、僕は約束の時間より30分も早く到着し彼女を待っていました。
しかし約束の時間になっても彼女は現れません。
僕は一時間待ちましたが待ちぼうけに終わりました。
がっかりした僕はトボトボと家路に着きました。
その夜、彼女からメールがありました。
彼女のメールには
「今日はごめんなさい。今朝起きたら急に熱が出て今まで寝ていました。薬が効いてきて少し楽になったのでメールしました。本当にごめんなさい。もし許されるなら改めてご一緒させてください」
こんな感じのメールだったと思います。
僕は今更と思いながらも大人対応で返信しました。
「お身体大丈夫ですか?僕は気にしてませんから回復されたらまた一緒に行きましょう。まずはゆっくり治してくださいね」
半分怒りを込めながら打ちました。
彼女は感謝していましたが正直、次は無いなと思っていました。
が、それから三日後彼女からメールが来ました。
「この間は本当にごめんなさい。すっかり良くなったので今度の土曜日ご都合いかがですか?」
僕はまた騙されてもいいや、と軽い気持ちで返信しました。
「大丈夫ですよ、じゃあ前回と同じ場所と時間で」
彼女は承諾し当日です。
今度は時間ギリギリに行きました。
すると待ちあわせ場所に一人の女性が立っていました。
小柄でロングヘアー、少しだけぽっちゃりの巨乳です。
顔立ちは清楚な感じでとても僕はポルノ映画館に興味ありそうな感じではありませんでしたが念のために声をかけてみました。
「あのぅ、由紀さんですか?」
「はい。もしかしてひろしさん?」
「そうです、ひろしです。会えて良かったです」
「先だっては本当ごめんなさい」
彼女はしきりに謝りますが僕は全く気にしてませんでした。
何故なら彼女があまりにも可愛かったからです。
僕はこれから彼女と痴漢プレイを出来るなんて、と興奮を隠せません。
「じゃあ行きましょうか?」
僕は平静を装って由紀さんと映画館に向かいました。
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