時間をかけて彼女を探った。それにより通勤に使う駅、時間を把握。更に時間をかけて同じ電車に乗り、彼女を観察していた。
あっ、と思った。
その朝の彼女は膝丈の柔らかなシフォンスカートだったから。
胸が高鳴った。
彼女はドア付近ではなく、普通に吊革に掴まり立っていた。周りは同じようなネクタイにスーツといった服装ばかり。危険だとは思ながら近づき、周囲に紛れて待った。
今の自分の位置からは、彼女の上半身しか見えない。その彼女が俯きだしていた。気のせいかとも思ったが、やはり様子が変わり始めていた。彼女と自分の間には中年の男が立っている。左斜めにこちらを向き、左手に持つ新聞を見ているのだが、右手が見えないのだ。
注意深く男を観察した。新聞の文字を追う目線の動きがないことに気づく。そうなのか?そうなのか?と俄然、興奮する。
ふと男と視線が合う。すぐ新聞に目を落としたが、もう一度こちらを見た。今度は数秒間、視線を合わせた後に口だけで笑いを見せてくる。側まで来いと、目配せを見せた。電車が駅に止まったところで、人の動きに合わせて男の隣までなんとか移動した。電車が動き出したところで男が上体をずらして見せた。男の右手は彼女のスカートを持ち上げ、尻の下まで下がったパンティの中に消えていたのだ。男は右手を引き抜きざまに、入れてみろと合図をしてきた。生唾を飲み込みながら手を差し込んだ。柔らかい臀部を潜ると、泥濘に触れていた。指が穴の中に飲み込まれるよう入る。凄かった。動かせばキュと締まるのだ。指を奥まで伸ばした。クリトリスに触れるとピクッと反応をしてみせ、動かせばユラユラと腰を揺れさせる。
電車が駅に近づいた。その辺にしておけと言わんばかりに止められると、男はそっとパンティを引き上げ、ホームへ降り立っていった。
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