本当に後悔した。
絶対に もうしないと心に誓った。
だから、朝から課長を避けて仕事をした。
私をチラチラと見ているのは気づいていたが無視をした。
情けなくて卑屈な視線だと 心の中で軽蔑した。
あんな事をしておいて、しかも逃げたくせに、まだそんな視線を私に向けるのかと怒りがわいた。
まだ私が求めていると勘違いしているのだろうか。
胸の谷間を見てニヤニヤと笑っている。
いやらしい目つきだ。
下品で、卑猥で、最低な視線が体に纏わりついてくる。
もうしない。
・・・ただ、ちょっと お茶を入れるだけ。
一人にはならない。
・・・長くならないように気を付ける。
私が給湯室に入ったのは、11時を少し過ぎていた。
移動する姿を見られていることには気づいていた。
視界の端で課長が席を立つのが見えた。
廊下を進むと足音が後ろからついてきた。
給湯室に入ると、すぐに話しかけられた。
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