千紗が抵抗してこないと知るや、男の痴漢行為はいっそう過激さを増していく。
彼は千紗にシゴきの上下運動を委ねるように囁いた。
『そう、、そのままシゴくんだ、、あぁ、いぃ、、』
千紗は唇を噛み締め恐怖と羞恥に耐えているようだった。彼女はぎこちない手付きで愚息をシゴき続けた。
むしろそのぎこちなさがかえって男の興奮を掻き立て、愚息自身も悦び硬く上向きを保っている。
シゴきを千紗に委ねて手が空いた男は、千紗の若い膨らみを味わおうとブラジャーのフロントホックに手を掛けた。
「やだ、、やめて、、、」
千紗はやっとの思いで微かな声を振り絞り抵抗した。しかしその声は虚しくも男の興奮を高めただけで痴漢行為が止むことはなかった。男がホックを捻るとブラのカップが左右に弾け、丸みを帯びたハリのあるお椀型の乳房が露わにされた。
男はスマホを取り出しそれをライト代わりにしてたわわな膨らみを照らした。膨らみの先には可愛らしい小粒の乳首。乳輪の色は淡く若さを証明していた。
『あぁ、可愛い乳首だ、、』
「み、見ないで、、、」
『たまらないよ、、舐めてもいいかい?、、もちろんいいよね』
「やっ、やだっ、、やだっ、、」
男の尖らせた舌先と千紗の左乳首の先が触れ合う。
千紗は視覚を失った代わりに触覚が敏感になっているらしい。体をビクっと仰け反らせ素直な反応をみせる。男の舌はベロベロと下品かつ執拗に彼女の乳房全体を舐め上げ、大きな手で荒々しく揉み込んで弾力のある若い感触を堪能している。
男の執拗な責めについに千紗は泣き出し、薄いアイマスクから涙が滲み出した。
「う、うぅ、、ひどぃ、、」
『ちっ、泣いちまったのかよ。もう少し楽しんだらやめてやるからよ。最後までシゴけ、ほら』
泣き出してしまった千紗を見て男の興奮が萎えたのか、急に冷ややかな口調に変わった。
千紗は俯き泣きながらも彼の愚息をシゴき続けた。早くこの最悪な状況が終わって欲しいと願いながら。
つづく
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