丈の短いフレアスカートからハリのある若い生脚が伸びている。
男は千紗の反応を見るために、まずは手の甲でその脚にそっと触れた。
千紗からの反応がないことを確認すると手を返し、大きくゴツゴツした掌を脚の上にそっと置いた。しっとり吸い付くような若い肌の感触を堪能する。じっくりと太腿を撫でながら、スカートの裾をジリジリとたくし上げていった。脚の付け根あたりまで捲ったところで千紗の口から吐息が漏れた。
「ん、ふぅ、、」
それを聞いた男は行為を止めるどころか溢れる興奮を抑えきれず、その手を脚の内側へと滑り込ませる。閉じられた脚の間は温かく、そして少し汗ばんでいた。
寝ながらにして違和感を感じたのか、千紗はひねるように体を動かした。しかしそのせいで閉じていた脚が緩み、だらしなく股を開いてしまった。
男は目を見開き、これ幸いと彼女のスカートを腰元まで捲り上げた。ブラジャーとお揃いのパステルピンクのパンティが男の目に飛び込んでくる。同時に蒸れた女の香りが男の鼻をつく。
サテン生地のパンティは千紗の股間にぴったりとはりついて、こんもりとした恥丘の形を明らかにしていた。
男の鼻息がいっそう荒くなる。
興奮昂ぶる男は見るだけでは飽き足らず、彼女の胸元にまで手を伸ばした。
既に大きく開いているブラウスの胸元。不器用そうな太い指にもかかわらず、彼は片手で器用ボタンを外していく。すべてのボタンを外し終えると、暗がりの中で可愛らしいブラジャーの全容と20歳の柔肌が露わになった。久しぶりに会う彼のために着けてきたのだろう、珍しいフロントホック、フリルで縁取られたブラカップが可憐な印象を与えている。
彼はおもむろに自分のズボンのチャックを下げ、ゴソゴソと中を探っている。
すると大柄な体格に似合わない粗末な愚息を取り出した。ピンと硬直した愚息は天井を指し、ときおりピクンと脈打っている。
力が抜けだらんとした千紗の左腕を男が掴み、そっと愚息の上に乗せた。彼女の手の温もりが愚息を通して男の体に伝わり、短小の愚息がよりいっそう硬直し反応する。
男は千紗の手を取り愚息を握らせるような形にして、その上から自らの手を被せシゴキの動作を始めた。緊張感の中で得る快感に男が興奮の吐息を漏らす。
『んはぁ、んはぁ、、、』
愚息をシゴかせる手にも無意識に力が入る。男は思わず千紗の手を力を込めて握ってしまっていた。
さすがの彼女もようやく自らに起きている異変に体を起こしたが、アイマスクをしたままの彼女はまだ自分の手がシゴきに使われていることに気づいていないようだ。
「ん~、、もう、なんなの?、、」
アイマスクをしたまま半分寝言のようなおぼつかない声で誰ともなしに問いかけると、それに応えるように男が彼女の耳元で囁いた。
『いい子だから静かにしようね、、絶対にマスクを外すんじゃないよ、、騒いだらたいへんだからね』
そう脅すと、胸ポケットに忍ばせた薄汚い楊枝で紗の太腿をかるく刺した。
チクリとした痛みに千紗は瞬時に意識をはっきりと戻した。状況が見えない彼女にとって鋭利な凶器で脅されているように錯覚した。低音でまとわりつく男の声も相まって恐怖で息を飲む。
抵抗するどころかアイマスクを外して声を出すことすらできなかった。
つづく
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