澤谷理佳の尻たぶは硬直し……体は震えを増した。
人差し指を噛んでいるのが後ろからでもみえた。
わたしは人差し指も脇から入れ、
彼女自身から出た愛液をたっぷり塗した。
膣口から抜いた指先で、両側から
クリトリスを挟み擦り、捏ね回す。
女医の陰核は硬く勃起して……完全な発情を物語っていた。
わたしは緩急自在に澤谷理佳の性感を翻弄した。
もう彼女は声は指を強く噛んで、何とか殺してはいたが、激しく喘いでいる。
ドバッ……と愛液が大量に溢れ出た。
膨張したクリトリスの亀頭に、たっぷりと液を塗り……指先で
捏ね廻す。
喉の奥で詰まったような……生臭い
呻き……。
(イクぞ……そら!……)
女医の健康な肉体はアクメを知らせて硬直し、痙攣した。
痙攣の揺り返しが収まると………
二本の指先は重ねられて……膣口から奥を抉った。
中は熱く滾り……とろとろに溶けている。
一旦、奥まで挿入して……入り口まで引くとさらに効果が増した。
腰が何かを求めるように……小刻みに揺れている。
わたしは浅くを二回。
三回目に力強く奥まで抉るピストン運動を繰り返した。
薬指も前からの愛液で弛緩した肛門に捻り入れて、バイブレーションを送った。
彼女は理性をかなぐり捨て、
腰を抜き差しに合わせて……身悶えている。
指にかぶり付き、声を殺していても性の快感は止まらない。
女医の性器がいやらしい摩擦音を立てて、白い肌が真っ赤に染まり、汗が噴き出す。
停車駅のアナウンスが流れる。
女医はもう、わたしが腰を抱いていなければ、立っていることもできないだろう。
早く深く……ラストスパートに入った。
「たまらない……もう……ダメ……いくッ…………」
女医の蚊のなくような鼻に掛かった甘えた声が……噛んだ指の間から
微かに漏れた。
彼女の首が後ろに折れ、秘肉が痙攣する。
女医の腰がガクンガクンと呻き声と共に激しく揺れた。
わたしは渾身の力を込めて奥を強く深く……抉った。
次の停車駅を知らせるアナウンスが……非日常の終わりを告げた。
(終)
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