そして次の日、事件が起きた。その日は少し人が多くいつもの立ち位置が違った。いつもは席の壁の所に立っていたが、その日はドアの目の前だった。彼女の後ろから尻を触り始めた。彼女は外を向いて俺の行為を受けていた。すると突然俺の腕を掴まれて「何してるんだっ!!」と腕を掴んだ隣りの男に言われた。「えっ!?何っ!?」と言うと「とぼけるなっ!!今、痴漢してただろうがっ!!」と男が言った。俺は「離せっ!!」と言ったが男は離さなかった。周りがざわついた。(ヤバいっ)と焦っていると次の駅に着いて彼女も一緒に降ろされた。「お嬢さん大丈夫かい!?…駅員さんの所に行こう」と言った。俺は(終わった…)と思った。連れて行かれそうになった時、彼女が「ち、違いますっ!!痴漢なんてされてませんっ!!」と言った。男は「何言ってるんだ?俺は見てたぞっ!?」と言うと「違いますっ…この人は私の彼氏ですっ」と言って俺の腕を掴んだ。俺は(えっ!?)と思った。「私が…してって頼んだんです」と言うと男は俺の腕を離して「あっ…えっ…」と言った。
※元投稿はこちら >>