11時8分発の電車は、駅を出るとすぐに大きくカーブした。
私はされるまま左足を座席の上に上げた姿勢で男の指を膣の中に受け入れながら、車掌のアナウンスを聞いていた。
左側に座る男はアナウンスが終わる前に、私の後ろに回した右手で頭を引き寄せ、唇の中に舌を入れてきた。
タバコの匂いのする唾液でヌルヌルになった舌が、口の中で動いた。
「吸え」と言われたから、男の口の中の唾液を吸った。
男の指は彼氏も知らない、痴漢に弄られ続けて一番感じるようになった場所ばかり、指の先の腹で擦ってくる。
気持ちよくて、何も考えられなくて、すごく下品にキスをした。
電車のスピードが緩んで、男はホームに人がいるか気にしたのに、私は男の口の中の唾液を吸い続けた。
ホームに人が居なくて誰も乗ってこない事がわかると、男も私の中に唾液を流し込んできた。
それが3度続いて、私は男に連れられて電車を降りた。
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