男は私のブラウスと下着をゴミ箱に捨てた。
私は手渡されたサマーニットのボタンを留めながら、ボタンの間隔が広すぎて中に何も着ていないのがバレてしまうと思った。
スカートを下ろすと、すぐに右手を引かれて歩いた。
名前も知らない男に手を引かれながら、フワフワとした心だった。
信じられなかったし、信じたくなかった。
なのに自分ではどうしようもなくて、何もできなかった。
快楽に疲れ切った体を引っ張られながら歩いていくと、痛くて硬くなったままの乳首をすれ違う何人かが気づき驚いた目で見ていた。
気づいた人の視線は全員が同じ動きをした。
男を見て、私の顔を見て、私の乳首を見る頃にすれ違う。
階段を登り、連絡通路を歩き、私が使ったことのない路線のホームに着くまで、それは続いた。
ホームには誰も乗っていない各駅停車の電車がいた。
男は無人の車両に私を押し込み、一番端に座らせ、自分は私の隣に座った。
何も抵抗しない私の足を開き、スカートの中に指を入れてきた。
私は反対側の座席の向こう、窓の外の、ホームを歩く人たちを見ていた。
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