男たちは後ろを振り向いて美里が着いてきてるか確認もしない。
ついてくると確信しているから…。
美里は、交番がないかキョロキョロ探しながら、ついていく。交番があれば駆け込むつもりだった。
そんな事を思ってついていくと男たちはコーヒーショップに入っていった。そしてテラス席に座る。
美里は店の外で見ていると手招きしてくる。
行ったら何かをされる…。そうは思うものの学生証とスマホは返して貰わないといけないので店の中に入り男たちのいるテラス席に向かう。
コーヒーは四人分買ってあって、美里は道路を見る形で座らされた。
同じ制服着た女性が歩いて登校している。
「改めましてよろしくね。」
「よろしく」
「よろしく」
さっきまで卑劣な痴漢をしていた相手にかける言葉と笑顔とは思えない。
ごく普通に話しかける。
美里は
「返して…返して下さい…スマホも学生証も…下着も…。」
精一杯の勇気を出して言った。
すると男たちはテーブルに
スマホ、学生証、ショーツにショーパンツを並べた。
「足開いてごらん。スカートも少したくしあげて…。さあ…。同級生たちが歩いてるほうをちゃんと見て。」
美里が左右に首を振って無理と意志表示をすると、両側に座ってた男が無言で美里の足を広げていく。
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