【02】
岡本香奈(16)高校一年生・卓球部所属、地元の高校に進学し自転車通学して
いる。
身長162㎝体重46㎏、胸はさほど大きくないがくびれた腰に程よい大きさのヒ
ップで均整のとれたスタイル。
ショートの黒髪に白い肌、二重瞼だが小学生の時から視力が悪くなり目を細
めるクセがある為かパッチリとは見えない。
顔立ちは端正なのだが、比較的地味に見えるため美人と言われた事は無い。
中学二年生の時に初めて告白され付き合う事になったが三回目のデートで普
段はおとなしい彼から無理やりキスされたのを最後に気まずくなって自然と
別れた。
中学三年生の時に好きな人ができたが、結局告白できずに卒業し会うことは
無くなった。
高校に入り友達の勧めでそれまでかけていた眼鏡をはずしコンタクトに変え
た。自分でも驚くくらいに雰囲気が変わったように見えたが、相変わらずの
引っ込み思案と口数の少なさから仲の良い男子も出来ていない。
そんなごく普通の地味な女子高生である香奈にも、誰にも言えない秘密があ
った。
香奈が小学生の時に両親の寝室でレディコミを見つけ、両親が留守の時は必
ず盗み読みしていた。
それは中学生になっても変わらず、たまに自分の部屋に持ち込み読みふけっ
ていた。
また、七歳年上の兄の部屋で見つけたアダルトビデオを兄がいない間に拝借
し自室で観ながら、体が紅潮しなんとも言えない興奮に頭が真っ白になるよ
うな感覚を覚えた。
中学二年生ともなれば同級生達からも自然と性の情報が入ってくるようにな
り、「あの子はもうセックスしてる」とか「○○君と○○ちゃんもうしちゃ
ったんだって」とか他愛もない話を聞くたびに母のレディコミや兄のアダル
トビデオのワンシーンを思い出し友人達の横で顔を紅潮させ、あの頭が真っ
白になる感覚に身を震わせていくようになった。
オナニーを覚えたのは、ちょうどその頃。
兄の部屋から拝借したアダルトビデオを観ながら体を興奮に震わせていた時
に画面の中の女優が男の前でオナニーを始めた。
香奈は画面の中で自分の性器を指で弄る女優を見ながら、自らの手をスカー
トの中に滑り込ませ下着の上から割れ目をなぞってみた。
鋭い痺れるような快感が全身に伝わり真っ白になっていた頭がとろけるよう
な感覚に陥り、おもわず「ああぁっ!」と声を出してしまった。
無理もないだろう、今までさんざんいやらしいものを見て興奮し陰部を濡ら
していても、火照る体を慰めることはせず、ただ悶々としているだけだった
体に初めて甘美な刺激を与えたのだから。
一度知った感覚は忘れることは出来ず、香奈はそのままうつ伏せになり膝を
立て尻をつきだしスカートを捲り上げると右手を下着の中にすべらせ陰部を
弄った。そのうちに一番感じる部分を見つけ出しやや尖ったその部分を集中
的にこすり始めた。
香奈は自分の性器から溢れ出す液体を指先に塗りつけながらクリトリスを中
心にこすり続けた。
愛液は止め処なく溢れ出し、白い綿の下着を半透明にし、太股の内側をツゥ
ーッと流れ落ちた。
もう声を我慢する事も出来なくなり左手で口を抑え「ウーッ」と声を漏ら
し、うつ伏せで尻を突き出しながら右手でクリトリスを激しく愛撫し、腰を
がくがくと震わせるその姿は、性の目覚めというより「異常な性的欲求の目
覚め」を思わせた。
香奈はこの日、生まれて初めてオナニーをし、生まれて初めて絶頂に達する
快感を覚えた。
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