【01】
本田孝史(33)既婚・二児の父、地元の設計会社に勤務している。
背はそれほど高くなく痩せ型、切れ長の細い目でスーッ鼻筋が通り、無精髭
を生やした外見は、決して悪くはなく、どちらかと言うとモテる方なのだ
が、生来の不器用さと職業上の出会いの無さで女遊びとは無縁であった。
孝史自身もそういった事に積極的になるほどの欲望は無く、女性との飲み会
があっても断ることが多かった。
給料は高い方ではなかったが妻のパート代と合わせれば贅沢しなければ普通
に暮らしていく事が出来た。
そんな普通のサラリーマンである孝史にも、誰にもいえない密かな楽しみが
あった。
孝史は、仕事が終わると車に乗り込み帰路につく。が、たまに真っ直ぐ家に
帰らずある場所で車を停める。
市街地と住宅街を結ぶ国道の側道部。小さな山を突き抜けたこの道の周辺に
は住宅は無く、街灯が遠い間隔で立っている。
時刻は午後7時47分。
孝史は市街地側へ車を向け、街灯の下に車を停めるとベルトをはずしファス
ナーを開けボクサーパンツを下に少しずらしペニスを取り出した。
街灯の薄明かりに照らし出された孝史のぺニスは既に勃起しており、先端が
テカテカと光っている。孝史は自らの手で握り締めると上下に動かし始め
た。
暫くすると、孝史の車の前方から小さな明かりが3つ、フラフラと動きなが
ら近付いてきた。
「あ・・来た・・・。」
そう呟くと握り締めた手を激しく動かした。
前方から近付いてきた光の主の姿が孝史の目でもうっすらと確認できた。
紺色の制服に身を包み自転車をこぐ少女たち。
ペダルをこぐごとに白い肌が露わになっている。
この道はごく少数の学生が通学路に使用しているがそれ以外は歩行者や自転
車は殆ど通らない。
孝史は興奮しながら激しく上下に扱いている。
やがて少女たちは孝史の車の目前に来た。
孝史が停めた側道より一段高い歩道を走る彼女達からは車の中は街灯の明か
りで丸見えだろう。
やがて少女達は孝史のすぐそばを通り過ぎた。
彼女たちが通り過ぎる瞬間、最後尾の少女がこちらを見たかと思うと「あ
っ!」という顔をした。
孝史はその少女と目を合わせないように一瞬顔をそむけるとすぐに振り返っ
た。
少女もまたこちらを振り返った。
恐らくあの少女は孝史がしていた行為をはっきりと見たのだろう。
孝史はすぐに射精した。
ほとばしったザーメンは孝史の腹部に飛び散り衣服の一部を汚した。
「まいったな・・ティッシュ間に合わなかったよ。」
そう呟きながらも、あの少女に自慰行為を見せたという快感に未だ勃起した
ままのベニスを扱き余韻に浸っていた。
「明日もあの娘はこの時間に通るだろうか?でも暫くはここは止めておいた
がいいかな・・・。」
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