⑥ 5年生の春 その後
お祭りが終わった夜のことでした。弟や妹たちは父やおばあちゃんたちにお風呂に入れてもらいいつもならまだ起きている時間なのに早くも夢の中へ行ってしまってました。お祭りの最後の辺りからどうもお腹の辺りがムズムズするというか少し張っているというか…。元気は出せるのですが違和感はずっとありました。
家に帰り、母とお風呂に入ることになりました。母はさっさと脱いでまだ絞れば母乳も出るFカップのおっぱいを揺らしながら「先に入るね」と言って中に入って行きました。私は脱衣場で白装束の上に法被を羽織っていたので順に脱いで最後のパンツを脱いだ時に小さな声で「キャッ」と声を出してしまいました。その時母はお湯を全身にかけていたので聞こえなかったようでしたが、私がびっくりして固まってしまっていたので「あい、どうした?」と風呂場から顔を出してきました。「お母さん、これ…」と言って血に染まったパンツを見て「とにかく入っておいで」と言って風呂場の洗い場に入れました。
「お姉ちゃん、おめでとう。何が起きているか知っているよね」私はこくんと頷きました。4年生の夏には「女子限定の心と体の授業」の中で聞いていました。ひとまずおめんこの周りを洗った後、久しぶりに体全体をシャワーで洗ってくれました。もう何年もお母さんに洗ってもらったことはありませんでした。「それにしても親子って似るのね。私も5年生の夏の終わりに初めての生理が来たの。ちょうどお股の毛が生え始めてきてね、一昨日あなたの裸を見たときにもうこんなに成長してたんだってびっくりしていたの。忙しさにかまけてあなたのことをほったらかしてごめんね。お風呂から出たらきちんと処理の仕方とか教えてあげるからね」。
お風呂から出た後は、ナプキンや生理ショーツの使い方「早いけど」と前置きしながらタンポンも使い方を私に見せながら入れ方の実戦練習もしました。
間違いなく同級生の中では一番乗りでした。学校で、女子だけのひそひそ話で小さな拍手でお祝いしてくれました。5年生が終わるころ、加奈子にも初めての日がやってきました。学校の休み時間、手を引っ張られてトイレの個室にこもって「あいちゃんこれやっぱりあれ?」と聞かれて「そうだよ、おめでとう」と小声で喜んであげました。仲間ができたうれしかったです。
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