プールの話になったので、少し話が横に逸れるが書いておこうと思うエピソードがある。
七月から始まるプール開きだが、それは夏休みに入ってからも続けられた。
夏休み中も、プール授業が決まっている日が数週間に数日あった。
その日は決められた学年が、みんな揃って水着の入ったプールバックを持って学校へ向かった。
生徒数が少ない俺の学校では、小6と小5が同じ日にプールの授業だった。
夏休みのプールの授業では、さきほど書いたように、クラスメイトの水着姿を眺めながらチンコを勃起させていた。
そんな目の保養の夏休みのプールの授業も、お盆を過ぎて最後の授業へとなっていた。
その夏休みの朝、俺の家の呼鈴が鳴った。
俺の母親が俺を呼んだ。
俺は、まだ眠たい顔を擦りながら玄関へと向かった。
男子「なにやってんだよ!」
俺「…えっ?…なんだっけ…」
男子「今日はプールの授業だろ!」
俺「…あっ…あぁ…そうなんだっけ?」
俺は玄関から顔を出して周囲を見渡した。
何人かの通学班のメンバーと、赤いプールバックを抱えた若林さんがいた。
俺「…あぁ…悪いぃ…まだ起きたばっかだから…遅刻して行くわ…」
男子「…たくっ…ちゃんと来いよな!…決着つけるんだからよ!」
俺「あぁ…わかってる…」
決着とは、プールの授業で、俺達6年生と5年生の男子がただ水を掛け合う争いだった。
俺は歯を磨き、みんなに遅れながらトボトボと学校へ向かい歩いていた。
俺が学校の敷地内へ足を踏み入れた時、遠くで水着姿の生徒達がプールに向かって歩いていた。
俺は「ヤベェ…」と思いながら校舎の階段を走り上がった。
そして自分達の教室に入り、着替えを始めた。
いつもなら沢山の男子生徒がいるから、タオルを腰に巻いてチンコを隠しながら着替えたのだが、この日は誰も居ない。
俺はフルチンで海パンに着替えた。
海パン一枚になった俺は、勢いよく教室を飛び出した。
校舎の中はシーンと静まり返っていた。
俺は「あっ!……も、もしかして…」思って立ち止まった。
そして俺は、頭をフル回転させていた。
俺が考えた事はこうだ。
俺たち男子はこの教室で着替える。
女子たちの着替えは隣の教室だ…
先生達は、夏休みの間は自分のクラスの担任が、プールの時だけ出勤している。
今日は俺たち6年生の担任と、5年生の担任が出勤しているはずだ。
その2人の担任は、今はプールサイドに立って笛を吹いている。
だとしたら…この校舎の中は俺一人なのか?
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