その2
6年生の夏。プール指導の前の女の子たちは大変だった。水着が合わなくなる子が多いのだ。もちろん私もそうだった。結局水着は身長の伸びもあって2つサイズを大きくしてもらった。また、胸の前にあてるパットも入れるようになった。私はいらないといったが「ポッチ(乳首)がそのうち大きくなってくるからその予防よと」言われて納得した。プールの前の日、久しぶりにママと二人きりでお風呂に入った。洗い場にいるとき湯船にいたママから「お姉ちゃん万歳して」と両腕を持ち上げると「やっぱり」と言って、可愛いピンク色の安全剃刀を取り出した。「おねえちゃん見てごらん、わきから薄いけど毛が生え始めているわ。男の子達ってそういうの興味本位でいじってくることがあるから。今からママも剃るから覚えるのよ」と言われて、その日はママの真似をしながら初めて腋の毛を剃ってみた。そういえばみっちゃんも「始まる日までにやらなきゃ」って言っていたなぁと思い、また一歩大人に近づいた自分の成長を喜びました。
プールの日、それまで体育の時間とかで下着越しには見ていたけど、みんなだんだん胸が膨らんできている様子ははっきり分かった。去年までは大きくなっている子ほど恥ずかしがっていたけど、同級生でも4~5人いる全く成長の見られない子が恥ずかしがっている姿が目立った。私にもこんな時代があったんだなぁってあらためて思うと同時に、最近私の裸に妙に興味を持っている男子みたいな妹対策をどうしたらよいのか、そんなことを思った夏の初めだった。
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