約束の日。
俺は車で先に出ていた。
彼女とは少し離れたコンビニで待ち合わせた。彼女の私服は初めて見た。
黒いカットソーに黒とグレーのチェックのショートパンツ、おじさんの俺から言わせれば、少し毛羽立った触った感じがモフモフしそうなジャケット姿だった。
今時の女の子の服装だ。彼女にしてみれば、精一杯オシャレしてくれたのだろう。
合流して、車で隣町のアミューズメント施設に向かった。
クレーンゲームでお菓子やフィギュア、ぬいぐるみを取ってあげた。
彼女もお小遣いを使って頑張って取ろうとしたが、なかなかうまくいかない。
受け売りの攻略法を教えて、彼女がぬいぐるみを取った時、
「取れたぁ〜!」と、無邪気にはしゃいでいた。俺は自分の子供と一緒に来た時とは違う、なにかノスタルジックな感覚に包まれていた。
それから1時間くらいカラオケに行った。
俺は歌が苦手なので、彼女のワンマンライブとなった。
お昼にファーストフードのお店で食事をして、打ち合わせをしたコンビニで解散となった。先に帰る車の中で、中学生の女の子とデートした、その事に浮かれてもいたし、罪悪感も感じているのだった。
それから彼女は、健気に約束を果たそうと俺の部屋に来た。
もうすでに彼女も打ち解け、警戒することもなくなってきたようだ。
だが俺は、時々彼女に手を出してしまいそうになっていることは間違いなかった。
昨日も少し離れたところに置いたバッグから何かを取ろうとした時、彼女はそこまで這っていった。
スカートを履いているとはいえ、無防備にお尻をこちらに向け、裾から見える膝裏はいつもより5センチくらい上の方まで見えていた。
もうこのまま、野生の動物の交尾のように、彼女に覆いかぶさって犯してしまおうか、そんな衝動をなんとか堪えていた。
もう少し踏み込んでみようか。
ある日、また彼女が来ていた時、
「そういえば…あれからああいうサイトは見たりは…」そう俺が聞くと、
「見てないです…」そう下を向いた。
「全然問題ないのもあるんだけど、たまたま変なのに引っかかっちゃったんだね…」
すると彼女は、おどおどした様子で、
「あの…お金って…」
金額が金額だけに、やはり気になるらしい
「ああ、乙葉ちゃんがちゃんと約束守って来てくれてるから大丈夫だよ。」
「でも…こんなので…」
「こんなの?そうかなぁ…乙葉ちゃんはどうしたいの?」
「えっと…私にできる事なら…できない事の方が多いけど…。」
自分から申し出てくれた。これは予想外に嬉しい展開だ。
「エッチな事とかも?」
意地悪にそう聞いてみた。
彼女は、えっ!?と顔を上げ、怯えた表情をしている。
「…そ、それは…ダメな方…」
「ウソウソ、冗談。ちょっと意地悪だっけね、ごめんごめん。」
悪い冗談を笑って謝った。
そこから俺は、少しだけそういう話を振っていった。
「前に言ってたけど、やっぱり友達とかとそういう話になったりするの?ちょっと教えてくれないかな?」
彼女の顔がだんだん赤くなってきている。
我ながら、女子中学生にこんな事をしているなんて、ホントに俺は変態なんだな、と思う。
だが、恥ずかしがりながらも彼女は教えてくれた。
「好きな人とキスすることとか…あと、触ったり、最後までとか…」
俺が中学生の時とあんまり変わらないな。
「乙葉ちゃんは、好きな人いないの?」
「えっ、う、ううん…いない…」
反応からして、本当は好きな人はいるのだろう。
「好きな人いたら、乙葉ちゃんもそういう事したいと思う?」
そう言うと、彼女は耳まで真っ赤にして黙り込んでしまった。
「俺も乙葉ちゃんくらいの時は同じだったよ。クラスの女子とかも。全然普通だよ。」そう言って安心させようとした。
「おじさんは…」彼女が口を開いた。
「おじさんは…キスとかしたことある?」
意外な質問に俺は思わず笑いそうになった
「え〜と…おじさんは結婚したことあるし、子供もいるからね…」
彼女は慌てて、
「あっ、そうかそうか…」と答えた。
可愛すぎる。
俺は次にこの娘が来た時に、ある事を考えていた。
それは…AVを鑑賞する事だ。
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