その瞬間、彼女の動きはピタリと止まり、動かなかった。いや、かすかに震えているような気がする。
おそらく彼女は今、葛藤しているのだろう。俺のモノを口にすることで、自分の中の倫理的ななにか、その一線を越えてしまうのではないか…おそらくそんなところだろう。
俺はそっと、彼女の頬に手を当てる。ただ当てただけだが、「こっちを向いて、始めてくれ…」そういう意図があった。
彼女もその意図を汲んでくれたようで、顔はまだ背けながらも、ゆっくりと顔を近づけて来た。
俺のモノを目の前に対峙する彼女。
顔は上げず、目線も合わせてこない。
それでも彼女はゆっくりと、口元を近づけていった。
彼女のうなじや首筋までが赤く紅潮している。そして、俺のモノに口をつけた。
キスとは違う、ただ唇が触れただけのように口をつけた。
そのまま次に移るのをためらっているようだったが、小さく舌を出し、モノの先の方をチロッ、と舐めるように触れた。
そのまま様子を見ていると、ニ、三度舌で確かめるように触れ、小さな口を開けて俺のモノを口に含んだ。
温かい粘膜質の感触が、先の方から俺の脳天に突き上げてくる。
口に入れたまま、動きが止まっていたので、「…気持ちいいよ…少し動かしてみて…。いろいろ見ただろ…」
そう言ってスロートを促した。
そして、彼女はゆっくりと頭を上下させ、口のなかに咥え込んだ。
正直、上手くはない。今まで経験した中でも1番下手かもしれない。
それでも俺は十分だ。普通の女の子を懐かせ、今この状況まで持ち込んだのだから。
はたから見れば、異様な光景だ。
40過ぎのおじさんが、手枷をされ、ところどころ衣類がはだけた14,5歳の女子中学生にフェラチオをさせているのだから。
フェラをされながら、もうこの娘を犯すのではなく、教え込み調教し、完璧な俺のモノにしよう。そう決めたのだ。
だから今日はここまでにしよう。
「乙葉ちゃん…、もういいよ。ありがとう…」
そう言った瞬間、彼女はすぐ離れた。
それから彼女の手枷を外し、
「こんな乱暴な事して、ホントにごめんなさい。」と、土下座した。
彼女はどんな返事をしていいのか、困惑している。顔を伏せていてもわかっていた。
「…大丈夫…大丈夫だから…、ちょっと怖かったけど…」
俺は顔を上げ、彼女に言った。
「抱きしめて…いいか…?」
そう言うと少し、えっ、と言うような顔をしたがすぐさまコクッ、っと頷いた。
そっと彼女の身体に手を回し、抱きしめた。シャンプーなのかいい香りがした。
彼女は嫌がる素振りもなく、むしろ身を寄せているようにも感じられた。
「今日じゃなくて…って、ホントなの?…」
抱きしめながらそう言うと、腕のなかでコクッ、っと頷いているのがわかった。
「こんな…おじさんなのに…いいの…?好きな人いるんじゃないの…?」
その問いにもコクッ、っと頷きながら、
「…もう好きじゃないし…」と答えた。
「わかった…」それだけ言って、さっきより強く抱きしめた。
夜、俺は一人ベッドに横になり、彼女の言動を思い浮かべる。
今日はダメ、と言うことは…?女性特有の日だからか?なら、俺とのセックスはしてもいいということなのか?
少なくとも、俺に対しての好意は感じていた。ただそれは、高額なお金を請求されて、彼女はお金を貸してくれたと思い込んでいる、優しいおじさんというだけの事だと思っていた。
もし、彼女がああいう状態でなければ、あのまま受け入れてくれていたのだろう。
そうでなければ、言われるがままキスをして、フェラなんかできないはずだ。
俺自身、もう彼女をただ犯したい、そう言う感情ではなかった。
愛おしかった。女性としてでもあり、子供のようでもあり…全てを捧げ、守りたい、
そんな気持ちになっていた。
上の部屋に人の気配がする。俺の寝室の上は、ちょうど彼女の部屋だ。
今彼女は、何を思っているのだろう。
「今日は…変な事しちゃってごめんね。でもありがとう。うれしかった。」
彼女にメッセージを送った。
少しして、彼女から返信が来た。
「大丈夫です。」
「約束なんだけど…再来週の土曜日、休みなんだけど。」
その辺りなら、もう彼女の身体は通常の状態に戻っていることだろう。
少し間を置いて、
「わかりました。」そう返信が来たのだ。
そこからの約2週間は長かった。
その間、彼女は部屋に来なかったし、まるで俺を避けているかのように見かけることもなかった。お互いにメッセージのやりとりもしていない。
なかなか辛いものがあったが、2週間後に彼女を抱ける、その期待だけで過ごしていたのだ。
そしてついにその日を迎えた。
前の日、というか当日の朝はまだ暗いうちに目が覚めた。俺はなにか気にかかることがあると、いつも変に早起きしてしまう癖がある。
その日もまだ暗いうちに目が覚めた。
彼女が来るまでの時間、そう、あの日から今日までの2週間がとても長かった、と言ったが、それ以上だった。
部屋の中の掃除をし、準備を整え彼女を待った。
それから待ちくたびれたように少し睡魔が現れてきた頃、ついに彼女がやって来た。
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