「S子は、ゴム無しで出来るから、気持ちいいな。あっ!ごめん。セクハラだな。」
「大丈夫よ。確かに閉経は、悲しいわ。女で無くなるからね。動物だったら、しないよね。でも、Sさんが娘に言った事で救われた。人間は、頭がいい。気持ちいい事は覚えている、って。ね。女だってゴム無しのほうが気持ちいいし、妊娠の心配がないから尚更よ。」
「でも、男は違う。勃起しなくなったらオシマイ。だからショックでいろいろ試したら、こんなにデカく成っちゃた。」
「本当ね。普段は普通なのに、膨張率が半端無いわ。」
「そうなんだ。だから風俗行った時、めちゃくちゃ驚かれる。また、飛ぶから、オネエサンの顔にかかって、いく前に言って下さい。とめちゃくちゃ怒られた。」
「わざとでしょ。変態さん。」
「バレバレか。」
と、僕が言ったら、まだ風呂でセックスしていた2人は、E子に聞こえると、ヤバいので笑いを堪えたのである。
食事中、テレビで優先席のトラブルのニュースがやっていた。
「Sさんの言ってた事。本当だったんだ。ヘルプマーク見せて、怒鳴り席どかすなんて最低。」
「怒鳴る元気があるなら、立ってろ。と私思う。」
と。E子が言った。
「その通り。怒るって凄いエネルギー使うし、ストレスが溜まる。血圧も上昇するしね。どうせ、転売サイトで買ったんだよ。」
「Sさんは、仕事辞めて障害手当で生活しなかったから、偉いわ。変態だけど。」
「障害者だって、変態はいるさ。同じ人間だもの。あのね。」
「ごめん、つい。」
「僕は、限界まで正社員で働く道を、選んだ。だから我慢してなんでも、やったし、もちろん、配慮されてる分評価は落とされる。仕方無いさ。100パーセント正社員の仕事をしてないのは、事実だから、もちろんいつまでも平のままだし。それでも、手当よりは、年収は良かったし、それなりの退職金も出たからね。だから、金欲しさに、働きながら嘘の申請するやつは、最低だよ。でも最近は、国もバカじゃないから。調べるので、なかなか通らない、逆に不正がばれたら追徴金だらね。」
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