夜咲から、「明日のお昼頃、ひまりちゃんと行く。」とLINEが入る。ひまりちゃんと連絡取れたんだろう。
僕は、「フードコートで」と短い言葉で帰す。
大勢の人の中で会った方が回りから怪しまれなくていい。でも話してる事が回りに聞かれたら困るので、あらかじめ席を考えて確保しておかないといけないな。
はたしてひまりちゃんは、僕としたいって咲の前で言えるかどうか…。
セックスはもちろんだが、落とすまでの過程も考えるだけでドキドキしてくる。
明くる日、僕は早めにショッピングモールへ行き席を確保する。
暫くすると2人が歩いてくるのが見え、ひまりちゃんは律儀にお土産を持っているのがわかる。
咲は薄手のグレーのパーカーに黒と赤のチェックのスカート。相変わらず可愛い。
ひまりちゃんはというと、黄色のロンT
に薄緑のショートパンツ。
ボーイッシュな感じがまたいい。
僕へのお土産はひまりちゃんの返事だよと思いながら、2人にわかるように手を挙げる。
「あっ!パパ!」「あっ…咲パパ」
と言って2人早歩きで近付いてくる。
「咲パパ…お土産!」とひまりちゃんからお土産を受け取ると中身を確認する。
「チョコレートだ〜。オジサン好きなんだよ。わざわざありがとう!」
と行って受け取ると2人並ぶように席に座らせ、ひまりの向かいに僕が座る。
「お腹空いてない?」と聞くとひまりちゃんは顔を左右に振り、ゆっくりと口を開く。
「咲ちゃんごめん。昨日オジサンに会いに1人で来ちゃった。」
と言っていきなり咲に謝る。
と言うことは、ひまりちゃんは咲に昨日の事は言ってないんだな。
咲は顔を左右に振り、
「パパから聞いた。というか、私も昨日ひまりちゃんが帰った後、パパと会ったの。……ごめん。」
と言ってひまりにあやまる。
ひまりは「えっ?」と言う顔をするも、
「なんだ…そうだったんだ。オジサン…咲には内緒だよって言うから、言わなかったのに。」
と言って僕の顔を見る。
「ごめんごめん。ひまりちゃんが帰った後、咲から会いたいってLINEが来たから会って話したんだ。咲に隠し事はいけないって思ったからね。」
「じゃあ…しょうがないか。2人は付き合ってるんだもんね。」と言ってひまりは納得した顔をし、
「咲ちゃん…。昨日、オジサンから聞いた話って本当?もうエッチしちゃったって…。」
といきなり本題に入るひまり。咲は言いづらいのか、僕の顔を見る。
「ひまりちゃん…咲が話しづらいようだから僕が代わりに話すね。もうエッチしたよ。昨日だってひまりちゃんが帰った後エッチしたよ。」
咲はそこまで言う?という顔をするが、はっきり言った方がいい。
「えっ?昨日も……。」
とひまりちゃんはびっくりして咲を見ると、恥ずかしそうにコクンと頷く。
「僕と咲はもう恋人なんだ。歳は離れてるけど、咲は僕の事が好きだって言ってくれてね。僕も咲の気持ちに答えたんだ。」
ひまりが黙っていると咲が、
「ひまりちゃん…私、パパの事が好きなんだ。パパ優しくて…寂しい時とか一緒にいてくれるの。」
と言うとひまりは、
「そうなんだ。咲ちゃん…そんな人があらわれてくれて良かったね。何だか咲ちゃん幸せそうに見える。」
と言って寂しそうな顔をする。
そんなひまりの顔を見て、
「パパから聞いたんだけど、ひまりちゃんもパパの事が好きだったの?」
と咲が聞くとひまりは、
「……うん。いいなって思ってた。咲ちゃんの言うように優しく温かそうな人だし…。咲ちゃんの好きな人を好きになっちゃってごめんね。あきらめるから…。」
と言って下を向く。
「ひまりちゃん、あやまらなくてもいいよ。誰が誰を好きになるなんて関係ないもん。私がパパとエッチしたって聞いて羨ましいって思ったんでしょ?パパは譲れないけど、エッチだけなら……いいって思う。ひまりちゃんさえ良ければ……。」
と咲が言うとひまりは顔を上げ、「えっ!……ほんと?」と言って咲を見る。
おおっ…咲が援護してくれてる。
「だって…凄い気持ちいいんだもん。ひまりちゃんにも知って欲しい。」
「怖くない?」
「怖くないって言ったら嘘になるけど、パパ優しいし安心出来るよ。」
勝手にどんどん2人の会話が深まっていく。僕は、
「咲の許しが出たようだけど、勝手にひまりちゃんと2人だけでエッチする事は出来ない。浮気になっちゃうからね。僕は咲の事が好きだしこの気持ちは変わらない。でも咲が一緒ならしてもいいって思う。咲もそう思うだろ?」
と言って咲を見る。
ちゃんと咲の事が好きだとひまりの前で言ってあげることが大事。
咲も喜ぶし、ひまりには体だけの関係なんだとわからせる為。
「うん…そう思う。私が一緒だとお互いに安心出来るし、ひまりちゃんに教えてあげる事も出来るし…」
と咲が上から目線で言う。
教えてあげるか…咲もそんなに経験があるわけじゃないのに。
でもそれはいい考えだ。
「咲ちゃんて、なんかいつももじもじしてて心配で、私がお姉ちゃんの役割しなきゃって勝手に思ってたけど…あっという間に抜かされて今は咲ちゃんがお姉さんって感じ。」
ひまりの咲に対する優しさが言葉に表れている。そんな子を頂こうとしている僕は、悪いやつだな〜。
でもこれはひまりが望んだ事。
あくまでも、ひまりがしたいから僕がしてあげるんだと。
そうなれば、ひまりは途中で断る事が出来なくなるから。どんな事でもね。
「私がお姉さんか…。なんか変な感じするけど…それもいいね。」
と咲が言うと、
「絶対咲に追い付いて追い越すんだから!」
とひまりがサイバル心を覗かせる。
いいぞ…2人が競い合うともっと凄い事が出来そうだ。
なんか上手いこと話がまとまった。
後はいつするか…どうやってひまりをイかせるかだよな。
咲が言ったように玩具が一番手っ取り早いかもしれない。
それを咲にやらせるのも面白いが、その為にはちゃんと使い方を教えないといけない。咲自身の体でしっかりと覚えさせないと。もちろんお尻でもね。
そういえば咲はまだお尻ではイってなかったよな。咲のお尻の開発も進めて行かないと、いざひまりのお尻を弄る時、怖がるかもしれないからな〜。
咲が初めてイッた時の表情やしぐさは興奮したよな〜。今の咲でも充分興奮するが、それをひまりちゃんでまた見る事が出来るなんて、俺は幸せだ。
なんかバチが当たらないか心配になってくるよ。
「パパ…お腹空いた!」
「咲パパ…私も!」
俺に奢れって事だよな。
話が終わって2人ともスッキリしたんだろう。笑顔になっている。
「しょうがない…パパが奢ってあげるから好きな物食べていいよ。」
「わあっ!ありがとう。」
安いもんだよ。2人のその幼い体を頂けるんだから、何でも奢ってあげる。
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