並んで座りメダルで遊んでる2人に、
「お待たせ…おっ!2人とも凄いな。メダル増えてるじゃないか。」
と声をかけ咲の横に座る。
「あっ!パパ。そうなの…なんかメダル増えちゃって。ひまりちゃんのも増えてて終わらないの。」
「大丈夫、メダル貯めておけるから、今度遊ぶ時に使えばいいんだよ。」
暫く一緒に遊んだ後、メダルを預けに2人を連れてカウンターに行く。
わざわざ2人を連れて行ったのは、渡辺にひまりを正面から見せる為。
もちろんカウンターには渡辺がいる。
僕は2人の横で渡辺に「この子がひまり、可愛いだろ」目で合図するとゴクンと唾を飲み込み、目で合図を返してくる。
そんなやり取りをしてるとは知らないひまりは、「おじさん…お願いします。」とメダルを渡す。
「お嬢ちゃん…まずは登録してからね。それからここにこうやってこメダルを入れると勝手に数えてくれるから、次からはここでメダルを受け取れるんだよ。わかったかな?」
「はいっ…わかりました。おじさんありがとう!」
「いえいえ…わからない事があったらおじさんを呼んでくれればいいからね。」
ひまりは、「うん!」と言ってニコッと笑う。
ひまりとのやり取りになんとか平常心を保とうとしていた渡辺だが、最後の微笑みにドキッとさせられたのが顔の表情からわかる。
40過ぎて10歳の少女と会話する事なんか普通の生活してたら無いから仕方ないが、渡辺の方が逆に緊張してるのが笑えてくる。本番は頼むよ。
僕は、「ありがとうございます。」と
渡辺に挨拶し、
「2人とも喉乾かない?フードコートでジュースでも飲みながら少しお話しようか?」
と聞くと、2人声を揃えて「うん!」と返事が返ってくる。
さっそくフードコートに向い、2人の好きなジュースを買って席に着く。
「ひまり、再来週のダンス大会まで練習頑張るんだよ。パパ、応援してるからね。」
「うん!咲ちゃんとパパが見に来てくれるんだから一生懸命頑張る。パパのご褒美期待してる!」
「ご褒美かどうかわからないけど…ダンス大会が終わったら3人でプールにでも行こうか?」
2人顔を見合わせニコッと笑うと、言葉を合わせたように、「うん!行く!」と元気な返事が返ってくる。
プールと言っても市民プールだが、流れるプールやウォータースライダーなどがあり割と充実してるし、遊園地の派手なプールよりは混んでないところがいい。
咲やひまりの可愛い水着も見れるし、
同じぐらいの年齢の子供が多いから目の保養になる。
「じゃあ、ダンス大会の時、ひまりのママに挨拶してプールに連れて行く許可もらってからにするからね。」
「ママに許可?」
「そうだよ。特にプールなんかはママに言っておかないと心配するだろ?誰に連れて行って貰うとか、誰と行くとかちゃんと言っておかないと。」
「うん!わかった。咲パパッて、しっかりしててなんか安心する。」
「当たり前の事だよ。」
これでひまりの母親と話す口実が出来た。母親に信用してもらわないと次に進めないからね。
咲ちゃんのパパが一緒ならお泊りしてもいいよと思ってもらわないと。
それから咲が毎週土日、家にいない事を母親が不思議に思うかもしれないから、明日の日曜日と来週は合わない事にする。
ネグレクトだと思うが、どこにでかけてるか万が一怪しまれても困るからね。
咲には明日と来週の土曜日は予定があるから会えないと言うと寂しそうな顔をする。
「咲とは毎日電話で話してるから寂しくないだろ?」
「それでも寂しいけど…我慢する。」
と健気に言う咲に、
「パパも寂しいけど我慢するから」
と言って頭を優しく撫でる。
それから夕方4時を過ぎまで楽しく会話をした後、2人は自転車で返っていく。
それから何事もなく2週間が過ぎ、ダンス大会の前日の土曜日を迎える。
約束どおり9時にいつもの公園で咲と待ち合わせ車に乗せる。
「パパ!…会いたかったよ〜。」
「パパもだよ。」
咲の服装はというと、半袖の紺のブラウスに白の膝上スカートといった感じ。髪の毛はおさげに結んでいる。
「相変わらず咲は可愛いな〜。」
と言うと助手席から僕を見上げ「えへっ!」と嬉しそうなや照れ笑いを浮かべる。待ちに待ったと言う感じだな。
咲と2人で会うのは久しぶりだからね。
「今度プール行くって言っただろ?咲って水着持ってる?」
「えっ!スクール水着とかはだめ?」
「おいおい市民プールだけど、スクール水着着てる子はさすがにいないと思うよ。個人的にはスクール水着好きだけど、今時小学生でもオシャレな水着着ないとダメでしょ?屋外だし日焼けも気になる年頃だろ?買いに行くよ」
「えっ!あっ…はいっ!」
「日焼けしないよう露出が控え目なほうがいい。」
「そうなの?」と不思議そうな顔をする咲。
「咲可愛いから、露出の多い水着着てたら回りからジロジロ見られるぞ。パパの前だけだったら裸でもいいけど、他人に見られるのは嫌だな。」
「もう!パパのエッチ。でも咲の事思ってくれて嬉しい。大好き!」
と言って顔を赤らめる咲。
大勢の人がいるプールでの露出より、
ショッピングモールの外階段とか、映画館やキャンプの時のような露出の方が好きだからね。
見られるかどうか、気付かれるかどうかドキドキしながらのエッチの方が興奮する。
いつものショッピングモールに行き入口から少し離れた駐車場に車を止めると、スポーツショップに行き、咲に会う水着を店員に選んで貰う。
まあスカートのひらひらが付いた長袖の水着が無難だよな。
「パパ…ありがとう!でもこれ持って帰るとママに見つかるかも。」
「だったらパパの家に置いておけばいいよ。そうすればいつでも着られるからね。」
「うん!そうする。」
買い物を済ませると、
「咲!2人でプリクラ撮ろうよ。」
と言って咲の手を引いてプリクラを撮りに移動する。
「最近は男だけの入場は禁止されている所が多いが親子なら大丈夫だろ?」
「そうだけど…。私、撮り方わかんないよ。お金高いもん。」
小学生のお小遣いじゃ高いよな。
「大丈夫…説明通りにすればいいんだよ。パパといる時はお金の心配はいらないからね。」
「はいっ…。パパとプリクラなんて嬉しいな〜。」
本当は恥ずかしい写真を撮りたかったんだが、データが残る事もあるらしいしそれで捕まるのはいやだから、純粋に撮影を楽しむ事にする。
たまには小学5年生らしい事も咲にはさせてあげたいからね。
「あ〜パパとプリクラ楽しかった!」
「楽しかったね。咲…プリクラの写真はパパの家に置いておくんだよ。ママに見つかると怒られちゃうからね。」
「うん…わかった。」
それから車に戻り、助手席にちょこんと座る咲を見つめる。
咲は僕の視線に気付き、「パパ…どうしたの?」と見上げ聞いてくる。
「可愛いな〜って思ってね。」と言って咲の頬を優しく撫でる。
咲はビクッとし、「パパぁ…くすぐったいよ〜」と僕の手を握る。
「咲…3週間、ずっと咲の事を考えてたんだ。抱きたいってね。ずっと我慢してたんたが、咲の顔見たらどうしても出したくなってきちゃったよ。」
「パパ、出せなくて苦しかった?」と聞いてくるので「来るしかったよ。」と答えると咲が「…私も…。」と恥ずかしそうに答える。
「今すぐにでも出したいから、ここでオチンチンしゃぶってくれる?」
「えっ!ここで?家に帰ってからでも…」とびっくりした顔をする咲に、
「それまで待てないよ。この車ワンボックスで車高が高いだろ?それにまだ周りに車停まってないから見られる心配ないし。咲は前にもした事あるから大丈夫でしょ。」
と言うと咲は顔を真っ赤にして「コクン」と頷く。
僕は座席を後ろに下げると、
「パパ…わざと車遠くに停めたんでしょ?なんとなくわかってたもん。」
と言ってくるのでびっくりする。
10歳にして咲はなかなか鋭い。
「咲は賢いね。」
「パパったらしょうがないな〜」と
咲は頬を膨らませるも、
「大好きなパパだから…恥ずかしいけど頑張る。」と言って僕の足元に移動し、しゃがむと僕は車の前ガラスにサンシェードを取り付ける。
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