◯アリサさんその3
僕が湯船に入るとアリサさんも追って入ってくる。
湯船は大人2人が向き合って入って丁度いいくらいの広さで、恐らくはソープランド向けの特注品なのだろう。正に船底状に傾斜が付いていて深く寄り掛かれるように設計され、より頭を心地良く収める為に角が丸く削れている。
「ふあ〜…」
僕は目を閉じ、風呂の心地よさに一瞬気を取られるが、再び開いて現状を思い出す。
女性との混浴は幼少期に母親と入って以来であったが、今目の前に居るアリサさんはその”母親”と同年代であるので何だか妙な気分である。
僕は再びアリサさんにキスを求めると、アリサさんはそれに応じてくれる。僕はアリサさんを抱き寄せ、乳房に触れながら暫くキスをするが、今度のキスは温かく柔らかく、無理に舌を捩じ込む事も無かった。
「ん…んん…」
アリサさんから熟女の掠れた素の喘ぎが漏れるが、アリサさんは自分を取り戻すかの様に、「ちょっと後ろに寄り掛かって」と再び僕に指示を出す。
僕は指示通りに湯船に寄り掛かると、アリサさんはひょいと僕の尻を持ち上げて僕の下半身を浮かせ、勃起した赤黒いちんぽだけが湯面からひょっこりと顔を覗かせた。
潜望鏡…というやつである。アリサさんは上目遣いで僕を眺めながら、顔を出したちんぽをパクりと口に咥える。
ズゾッ!ズゾゾッ!じゅぼっ!!
アリサさんは僕と視線を合わせたまま、大袈裟な音を立てて僕のちんぽを吸い、その口腔内で舌を巻きつける。
「んっ…あっ…ちょっ…待って…」
そもそも僕は童貞で全てが初めて。当然フェラチオもアリサさんにされたこのフェラチオが初である。
「やば…あっ…ダメダメダメダメ…」
形容しがたい快感は肛門の奥から前立腺を抜けて亀頭迄を一気に走り抜ける。
僕は慌てて肛門を締めるが既に間に合わない。
「ああんっ!出っ…」
びゅるっ…びゅるっ…びゅるっ…
僕のペニスは激しい快感を伴いながら何度も脈打ち、アリサさんの口腔内に粘度の高い精液を吐き出した。
アリサさんは窄めた口を一旦開き、舌の上に出された精液を僕に見せると再び口を閉じ、ゴクリと飲み込むと空になった口腔をまた見せた。
僕は何だか無性に嬉しく、精液を飲んだ直後のアリサさんを抱き寄せて再びキスをねだる。
「え!?嫌じゃないの?」
「ううん…全然…」
慈愛なのか恋なのかは解らないが、僕は無性にアリサさんが愛しく思え、柔らかく何度も唇を重ね舌を絡める。
当初驚いて若干引いていたアリサさんは、僕の要望に合わせたのか、はたまた別の感情かは解らないものの、恋人の様なキスに暫く付き合ってくれた。
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