イッたあと、希星は仰向けのまま目を瞑り、荒い呼吸を鎮めようとしていた。
そのスキに…
僕は静かにズボンとトランクスを脱ぎ捨て、希星の股間に腰を入れた。
だが、チンポの先端を濡れたワレメに着地させた所で希星が気付き
「避妊は?」と初めての時と同じことを聞いてきた。なので僕も同じ答え。
「いや、SDGsが…」
「あなた、それ本気で言ってないでしょ?」
まあ、その通りだった。
すると希星が身を起こし、いつの間にか取り出して手に握っていたゴムの袋を開け、左手で勃起したチンポの根本をつまみ、真ん中のくぼみを亀頭に被せた。
それから、親指と人差し指で丸まったゴムを器用にクルクル伸ばしながら、竿の根本まですっぽり被せた。
「上手いな」
「ウチで練習したんだ」
希星が何を相手に練習をしていたかまでは聞かなかったが、僕は生まれて初めて女の子に、しかも飛び切りの美少女にチンポを触ってもらい、あまりの気持ちよさにそのままゴムの中に射精してしまいそうになった。
なんとか堪えて、急いで腰を入れ直し、ゆっくりと挿入した。
「くっ…」
「…まだ痛いか?」
「ん、大丈夫…なんか、挟まってる感じがすごいけど」
「じゃあ、動くぞ」
事前の調査では、女の子は初めての時は痛がるが、次からは膣内で動くと気持ちいいはずだった。
僕はゆっくりピストンしながら
「気持ちいいか?」
と聞いた。
「…まだ、よくわかんない…優太君は?」
「ああ、すげぇ気持ちいい…うっ!」
ピストンの時間は長い方が、女の子は喜ぶ。そう事前に調べてあったのに。
初めての時ほどではないが、ほんの1分ほど動いただけで、僕はゴムの中に力強く射精して、2回目を終えた。
サイズダウンしたチンポを引き抜き、ゴムの中に白い液が溜まっているのを確認してからティッシュにくるんで捨てた。
僕が達成感で、布団の上に仰向けになっていると、希星が添い寝してきた。
「シャワー、浴びないのか?」
「…優太君の彼女になりたい」
「…お前がそうしたいなら、それでいいんじゃねぇか?」
「ほんと?じゃあ、ちゃんと言って!」
「何を?」
「希星、愛してるよって」
「希星、愛してるよ」
「何それ?棒読みじゃない」
希星は苦笑した
「俺、よく分からないんだ。愛とか、恋とか」
これは本音。クラスの女子とかを見て『かわいいな』と思うことはあるが、具体的にその子に告るとか、デートしたいとか思ったことはない。
「そう…じゃあ、いいよね?私でも」
「そうだな」
希星は微笑み、布団に横になったまま、長めのキスをしてくれた。
その後、希星は学校でもふたりでいるときも、普通に彼女としてふるまうよう
になった。おかげで僕の成績は伸びた。
授業中は相変わらず、隣の席からフォローしてくれるし、宿題が難しくてやれそうにない時は、僕の家まで来てていねいに教えてくれた。
だが、小学校の勉強はそれだけではない。グループ学習、研究発表、自主勉強と、自分たちでテーマを決めて調べなくてはならないものが結構ある。僕はそれが苦手だった。
ところが希星はこういうものに妥協ができない。以前はやる気のない僕を、軽蔑したり、攻撃したりするだけだったが、彼女となってからは僕にも何とかがんばらせようとする。
「お前、俺に合わせて、これからはもっと気軽にって言わなかったか?」
僕があの夜の希星のことばを引き合いに文句を言うと
「こういうのはね、ちゃんとやっといた方が、先生のウケがいいのよ」
「先生に優等生だと思われると、メリットあるのか?」
「分からない?優等生は、ちょっとくらいイケナイことをしても、大目に見てもらえるのよ」
これを言われると言い返せない。イケナイことと言うのは、僕たちが小学生のくせに、セックスをしていることだろう。
それでも僕がやる気を見せずにいると、希星は奥の手、ご褒美を出してきた。
「じゃあさ、今日のこれ、隠れ家でやろう。終わったら…」
「…する、のか?」
「だけじゃなくて、もうちょっとサービス」
その、『サービス』の内容が気になって、僕は隠れ家に着くと、その日予定していた調べものを集中して30分ほどで終わらせた。
希星は目を見張り「やればできるんじゃない!」と言った。
「それよりさ、サービスは?」
「ん…」
希星は僕を布団に仰向けに寝かせると、ズボンのチャックを下ろし、中から半勃ちのチンポを取り出した。
女の子にそれを引っ張り出してもらうなんて、初めてだったので、それだけで僕のチンポは巨大化した。
すると希星はそれを横から握り、ゆっくりと上下に擦り出した。
『やばい!射精させられる!』
希星に手こきしてもらえるのは、もちろん嬉しい。ほんの数ヶ月前なら、美少女に自分のものを触ってもらうなんて、夢のまた夢だった。
だがこの頃の僕は本当に、希星の膣内が大好きで、せっかくふたりで隠れ家に来たのに挿入なしで帰るのはさみしかった。
しかし…
希星の手の動きは加速度的に早くなり、押し寄せる快感に、僕は『やめろ』と言うことさえできず…
射精感も何もない。唐突に白い液体の射出が始まり、布団の裾のその先の畳に落下した。
それを見て希星は目を丸くし、
「ずいぶん飛んだね」
と言って微笑んだ。
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