※ここからは後日談です
エロ描写期待の方は、読み飛ばしてください
詩織をレイプした日から1週間後、俺は公衆電話から詩織のケータイに電話した。
時刻は、レイプした時と同じ。詩織が帰宅してから、親が帰るまでの間を狙った。
鳴らしてみると、すぐに出た。
「はい…」
「俺だ」
「…」
「あの後、うまくごまかせたか?」
「…はい。大丈夫です」
「どうやった?」
「お母さん帰ってくる前に、シャワー浴びて、お布団にもぐって…帰ってきたから、急に生理が来て、すごくお腹痛いって言って…」
「なるほど」
言われてみれば、ロストバージンと急な生理は、現象としてよく似ている。出血、下腹部の痛み、本人のテンションの低さ…これは、思春期の女子じゃないと思い付かなかっただろう。
「大丈夫そうだな。この後も、気を抜かずに、勘づかれないようにな」
「あ、あのっ!」
「何だ?」
「…どうして、私だったんですか?私の家に入って、待ってたんですよね?」
少し時間が経ち、冷静になってきたのだろう。なぜ、自分があんな目にあったのか、考え始めている。
「お前が、美少女だからさ」
「そ、そんなの!」
「おだててるんじゃない。美少女に生まれた子は、男から目を付けられるリスクを背負ってるってことだ」
「そんな…」
「まあ、お前について言えば、もう少し大人の男に愛想よくした方がいいな」
「…なんで?」
「男ってのは、可愛いのに無愛想な女の子は、虐めてやりたくなるんだ。」
俺がそう言うと詩織は、ケータイの向こうで静かに泣きはじめた。
俺は面倒くさくなり
「この後も、誰にも気付かれないよう、うまくやれよ!」と言って電話を切った。
その1週間後、俺はまた電話を掛けた。
「俺だ。変わりはないか?」
「はい…」
「生活はもう、すっかり元通りか?」
「表向きは…でも、私の身体は…」
また恨み言を言われそうなので、俺は先手を打った。
「早くに経験して、悪いことばかりじゃねぇぞ」
「…それは、どんな?」
「これから先、お前には、色んな男子が言い寄って刳るだろう。だがそいつらは、全員お前とヤリたがってる」
「そんなこと!」
まあ、少女マンガみたいな出会いを思い描いている詩織からすれば、受け入れられない話だろう。
「本当さ。正確には奴らは、恋愛感情と性欲の区別が付いてない。好きになるほど、闇雲に迫ってくる。」
「だがお前は、一通り経験しているから、そいつらを冷静に見られる。勢いだけのつまらないヤツに引っかかることもないだろうな」
「…そうかも。でも、それでも、私はまだ、知りたくなかった…」
『結局恨み言か…』
おれはまた面倒になり
「まあ、そんな話も、今まで通りの生活があってこそだ。お前が大人の男とヤッたなんてバレたら、誰も相手にしなくなるぞ」
俺が自分のしたことを棚に上げてそう言うと、詩織は
「はい…」
と答えた。
何度電話で話しても、どうせ恨み言を言われるに決まっている。それでも、また1週間経つと、俺の知らない所で悪事が露見し、騒ぎになっているのではと不安になり、電話で確かめずにはいられなくなる。
3度目の電話にも、詩織はすぐに出た。しかしこの時は、これまでと少し雰囲気が違っていた。
「その後、変わりないか?」
「はい。大丈夫です」
「生理は来たか?」
「…はい」
「そりゃ良かったな。じゃあ…」
「あのっ!私の写真…」
「ああ、約束通り、誰にも見せてねぇよ。投稿もしてねぇ。」
「…あれを使って、脅されるんだと思ってました」
「脅してるじゃねぇか。あの事、バラしたら投稿するぞって」
「…だけじゃなくて、どこかに呼び出されたりとか…」
「なんだよ、そんな風にしてほしいのか?」
俺はからかうように言った。
「…」
「そうしたいのは山々だが、これ以上接触するのはリスクが高い。俺ももう、元の生活に戻ってるんだ」
「そう…」
俺はこの受け答えに違和感を持った。そこで、
「思い出すのか?あの時のこと」
と聞いてみた。
「あれだけ感じて、気持ちよくなったんだから、思い出すんだろうな」
俺が半笑いで言うと
「思い出したくない!すごく恥ずかしかったし、自分の身体があんな風になるの、イヤだった…でも、夢が勝手に…」
「…夢の中のお前は、素直に、俺の愛撫を受け入れるのか?」
この問いかけに、詩織は答えなかった。
「……あの、もしかしてこの後…もう一度?」
詩織のこの言葉を聞いて俺は『やばいな!』と思った。
血まみれのアソコの写真を撮られた以上、脅され、呼び出され、再び犯されることを心配するのは分かる。だが俺はその後3回の電話で、そんなことおくびにも出さなかった。
なのに詩織の方から『もう一度』と言い出すとしたらこれは、『誘い』だ。
意識していないかも知れないが、詩織の本能が、俺に再び愛撫されることを待ち望んでいる!だがそれは…
「…もう一度があるかどうかは、今後の展開次第だな。そもそも、お前がバラさなくても、何かの拍子に露見して俺が逮捕されたら、それどころじゃねぇからな」
さっきと言ってることが違うな、と感じながらも、俺は問題を先送りにし、電話を切った。
さて、どうするか。
不動産屋の俺が、顧客の家に忍び込み、その娘をレイプし、3回もイカせた。口止めもうまく行き、このまま露見せずに済みそうだ。それはいい。
だがどうも、薬が効きすぎたようだ。
詩織の性格上、これ以上積極的に誘ってくることはないだろうが、問題は俺が、いつまでガマンできるかだ。
俺は、来週も詩織に電話するだろう。多分、そうせずにはいられない。
何も外に呼び出さなくても、日時を指定して、詩織の部屋に潜入し、帰宅するのを待っていればいい。今度は、詩織は抵抗しないだろう。
2回目をヤッてしまえば、3回目も…親が異変に気付き、詩織を問い詰めるまで、止められないかも知れない。つまり、地獄行きだ。
さて、どうなるか…
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