これはフィクションの妄想小説です。
チェキタイムの時に、プレゼントのお菓子と一緒にラインのIDを書いたメモを渡しました。
「30分は待つけど、それ過ぎたら帰るからな」
お金も払っていないのに、オッパイを晒して、撮影させてきた事で、強気になっていました。
「今ここでお金渡したら、バレた時、ヤバいだろ」
「じゃあな」
出て、万世橋近くにあるファミレスで待つことにしました。
この近くは、よく派遣リフレの女の子が待ち合わせで立っていて、違和感がないのと、スイーツくらいご馳走すると言えば、必ず来ると読んでいました。
しばらくすると、友だち申請が来たので、登録して、ここで待ち合わせる事を伝えました。
先に入って席待ちで並んでいると、20分くらいして、ミクがやってきます。
「ここじゃ人が多くてアレなんで、細かい話は席でしような」
「うん」
彼女は、俺が勧めた、苺のケーキとオムライスを注文して、食べ終わった頃には、すっかりリラックスした表情をしています。
「ほら、あそこの席見てみな」
「あれ絶対、リフレのお散歩コースだな」
「確かに。めっちゃ年が離てる」
「ホテルが近くにあるからな、宿泊かデイユースでこの後、部屋に行くんだろうな」
「今日は、早上がりだよね、まだ時間大丈夫だよね」
「うん」
「じゃ部屋空いてるか聞いてくる」
「え、ちょっと待って、それは無理」
「え、なんで」
「そういうのは、してない・・から」
「でも、ミクちゃんの方から言ったんだよ、お金残してって」
「さっきATMでお金も下ろしてきたのに」
「*万円」
「着ていく服とか、他にもいるんじゃないの」
「・・・・・」
敢えて、何も言わずに、沈黙の時間になります。
「さっきの分は?」
「さっきの分って、撮影最後のアレ?」
「ちょっと待って、ほら顔と一緒に写してないからだろ」
「こういう写真は、価値がないんだよ」
「誰なのかが、大事なんだよ、胸もミクちゃんってわかりゃ、金出す人はいると思うけど」
「こういうんじゃ、せいぜいオムライスと苺のケーキ代くらいだな」
「わかったから、カメラ早く閉まって」
「じゃこれで帰る」
「わかった。無理なら仕方ないな。悪かった」
「ううん、こっちこそごめんなさい。ご馳走様でした。」
「ケーキ、美味しかった。」
「あ、俺からは、連絡は入れないから、安心して」
「じゃあ、また撮影会で」
「うん、いつもお菓子ありがとう」
金額の話の時、間違いなくミクちゃんは、迷っていました。
自分も、はなから上手く行くと思ってなかったし、連絡先を交換できて、二人きりで食事が出来ただけでもめちゃめちゃ運が良いと思いました。
※元投稿はこちら >>