15分後、沙耶は拓哉の家の納戸で鴨居の下で両手を上げて立っている。
上は拓哉の家に来た時と同じ紺のセーラー服の制服。
しかし下半身に制服のスカートは無い。
まだ女性らしい肉が乗ってなくて痩せてると言った方が良い裸の両足を肩幅以上に大きく開いている。
左右の足首には、白いソックスの上から荷造り等で使うビニールの平たい紐が結び付けられて、拓哉が見ていたSM写真と同じ状態。
違っているのは、沙耶の下半身は丸裸では無く、白い清楚な如何にも中1の女の子が穿くようなショーツを穿いている事。
沙耶から
「あんたになら縛られても良い」
とカミングアウトされた拓哉だが、直ぐには沙耶が言った事が冗談なのかマジなのか判断出来なかった。
直ぐに
「うん!お前を裸で縛りたいよ。」
と言ったら、
「拓哉ってやっぱり変態だ!みんなに言ってやる!」
とバカにされるかもしれない。
しかし沙耶が顔を真っ赤にして
「でも..、今はパンツだけは赦して..。
汚れてるから..。」
と掠れた声で言ったのを聞いた時、これはマジだって気がついた。
「お前、本当に良いのか?」
拓哉の念押しの言葉に、沙耶はまたコツクリと頷いた。
「パンツ脱がさなかったら..、良いんだな?」
沙耶はまた掠れ声で答える。
「うん...。
私のあそこ..、汚いから...見られたくない..。」
「じゃあ、パンツの上から触るのは?」
「汚くても..、良ければ..。パンツの上からなら..。」
「分かった!
約束するよ。
沙耶のパンツは脱がさない。
だから縛らせてくれよ。」
「うん..。」
「それと、は」
こうして沙耶は幼馴染みの男の子に縛られるSMゴッコを演じる事となった。
※元投稿はこちら >>