「お部屋をお取りいたしました」
バーテンダーに部屋を頼みに行った佐和子が戻ってきた。
先程までの颯爽としたコンシェルジュの雰囲気が無い。
楚々として付き従う女の風情に変わっている。
「じゃ、行きましょうか」
「はい、ご案内いたします」
白檀だろうか、佐和子からは香を焚いたようないい匂いがする。
エレベータに乗り上の方の階まで上がった。
部屋は千鶴を抱いた時と同じような和室であった。
リビングはフローリングと一段高い畳の八畳。
襖の向こうは床の間付きの十畳の寝間。
リビングのソファに座ると佐和子は私の足元横に正座して控えた。
「佐和子、着物を脱いで襦袢になってくれるか」
「はい、かしこまりました」
佐和子はリビングの隅に行き、片膝をついて帯留めを外し、帯を解き着物を肩から落とす。
手早く皺にならないようにたたみ、用意されていた桐箱に着物と帯などを収めた。
戻ってくると私の足元横に正座して三つ指をついて「お待たせいたしました」と言った。
「佐和子を責める道具はあるのか」
「はい、先ほどバーから電話いたしまして、寝間に運んでもらってございます」
「見せてもらっていいかな」
「かしこまりました、それでは寝間の方へ」
千鶴の時と同じような長押が置かれていた。
その中に入っていた細長の緋毛氈を夜具の横に伸ばして、佐和子は箱の中身を置いていった。
麻縄、手枷、足枷、バラ鞭、尻打ち用パドル、ケイン鞭、電マ、ローター、バイブ、アナルバイブやアナルビーズなど。
千鶴の時よりも多くの責め具が用意されていた。
佐和子が一つ一つ丁寧に、自分に使われるための道具を両手を添えて並べていく様を背後から眺めていた。
襦袢姿にしてみると、年の割には無駄な肉が無いが腰回りや尻は大きい。
並べ終わった佐和子に「床に仰向けになってもらえますか」と告げた。
佐和子の背中に緊張が走ったように見えた。
「はい、、」声が掠れている。
掛け布団を大きく捲り、佐和子は夜具に身を横たえた。
私は佐和子に被さり襦袢の上から乳を掴んで強く揉みながら口付けた。
「ウウン、ウフ、ンン」佐和子は襦袢姿にされて身体に火が点いていたようだ。
54歳の熟した器官が恥液を垂らし始めているだろう。
乳は大きく、揉み心地は柔らかく張りもある。
揉みながら襦袢越しい乳首を捏ねてみた。
身体を捩り「アウン、ああ」と声を放つ。
「佐和子、感じやすいね」
「お恥ずかしいです、、、実はわたくし、とても久しぶりなんでございます」
「待ち焦がれていた?」
「お恥ずかしいばかりでございます」
「じゃあその間どうしていたんですか」
「そんな、、」
佐和子は恥ずかしさに顔を背けた。
現れた白い首筋に唇を当てて吸うと「ああ、イッ」とすすり泣く。
「その間、どうしていたんですか」
「ああ、お分かりのくせに、アウ」
乳揉みを強くしてグニグニと揉み込みながら乳首を襦袢ごと摘まんで潰した。
「アアア」
「言って、日照りの間どうしていたか」
「日照りだなんて、、、自分で、自分で慰めました」
「よくわからない」
「ああ、酷い方、、わたくし、がまんできなくて、、オナニーをいたしました」
言わせた瞬間乳を強く揉みしだくと、佐和子は背中を反らして逝った。
恥ずかしいことを無理やり言わされただけで逝く、愉しめそうな予感に私は昂った。
「逝ったの?」
「あんなこと言わせるんですもの、、、」
佐和子から唇を求めてきた。
羞恥責め、、、そんな言葉が頭をよぎった。
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