この時僕は、なぜ美咲が僕の愛撫を受け入れてくれたのか、今ひとつ自信がなかった。
だが少なくとも、『力ではかなわないから』と抵抗を諦めたのではなさそうだ。
それならば、理由が何であったとしても、美咲に気持ちよくなってもらうに越したことはない。気持ちよくなり、セックスは楽しいものだと感じてもらえれば、きっとその後の展開にプラスになるはずだ。
そう考えた僕は、自分の性欲を満たすことは二の次にして、美咲を感じさせることを最優先にした。美咲の反応を確かめながら、強すぎず、弱すぎず、ゆっくりと舐め転がす。すると、恥ずかしさに耐えるようにギュッと目を瞑っていた美咲の表情が、少しずつ和らぎ、頬を上気させ、寄せてくる快感の波に、ピクッ、ピクッと顎を上げるようになった。
『美咲が、感じてる!僕の愛撫で!もっと、もっと気持ちよくさせるには?』
その時また、新たな疑問が浮かんだ。
美咲くらいの少女にとって、乳首とクリ豆と、どっちが感じるのだろうか?
成人女性なら、クリに決まっている。だがそれは、男のペニスと同じで、身体の成長と共に体積も機能も増してゆくものらしい。まだ中1の美咲のそこは、そこまでちゃんと機能するだろうか?
考え出したら、一刻も早く試してみたくなり、僕は舌と唇で右乳首への愛撫を続けながら、左の乳房を優しく揉んでいた右手をゆっくりと下へ滑らせ、脇腹からおへそ、そしてそこからまっすぐ下へ向かわせた。
僕の右手がパジャマのズボンの中に滑り込もうとしているのに気付き、美咲が慌てて僕の手を押さえようとしたが、一瞬遅い。ショーツの中、ほぼ無毛のワレメを押し開き、クリ豆を探した。
「そ、そこは…ダメ…」
彼女はきっと、今そこに触れられたら自分がどうなってしまうか、薄々分かっていたのだろう。
だがそれは、予想通りとても小さくて、なかなか見つからない。小陰唇の上の合わせ目辺りにあるという知識を頼りに、その周辺を指先で探り、人差し指の爪先で軽く引っ掻いてみると
「んっ!」と美咲が叫び、身体を大きく弓なりにした。
『これか!』
指先で探っても見つからないほどの小さ過ぎる器官だが、やはりここが一番感じるらしい。しかし、だからと言って敏感すぎる所を激しく責め立てられても、却ってつらいだろう。
僕は爪がヒットした場所を中心に、円を描くように撫で回した。すると、最初は見つけられなかったそれが、次第に体積を増し、指先で弾けるほどになった。
「だ、ダメぇ~…そこばっか…お、おかしくなっちゃう…」
僕はペースを上げなかった。その代わり、そこを責める指を止めてもやらなかった。淡々と、同じリズムで。
すると、ある時点で不意に美咲が両手で僕の手首を強く掴み、両脚をピンと伸ばし、顎を高く上げながら
「くっ…くぅ~っ…」
と一声呻き、その後一気に脱力した。
『イッた、みたいだな…』
勿論、僕のペニスは勃起しっぱなし。柔らかく濡れている美咲のそこに挿入し、射精したい強い誘惑があったが、
『今日はここまでにした方がいい!それよりも、確かめることがあるだろう!』強く自分にそう言い聞かせ、仰向けでハァハァと荒い息をしている美咲の隣に寝そべった。
試しに自分の左腕を美咲の方に伸ばしてやると、彼女は素直にその上に頭を乗せ、僕の方に横向きになった。
「どうして、受け入れてくれたの?」
「えっ?だって…ソウシソウアイ…だよね?」
『相思相愛…両想いってことか?ということは』
「美咲ちゃんも、俺のこと?」
美咲は小さく、でもハッキリと頷いた。
「いつから?」
「小5の、夏くらいから。私たち子供と、いやな顔もしないで遊んでくれるサトシ君を見てて、ドキドキするようになっちゃって」
「……」
「でも私、あの頃ちんちくりんだったから、これじゃ相手にされないなって。それで去年は、なるべく外に出ないようにして、髪も伸ばして…」
なんと!彼女が僕好みの美少女に変身したのは、偶然ではなかったのだ。
良く言えば、僕に好きになってもらうための努力。悪く言えば作戦だった。
しかしそれは、もはやどっちでもいい。結果オーライだった。
こうして僕は、13才の美咲の彼氏になった。
※元投稿はこちら >>