本を身体で隠すようにして、ベンチに座りました。
座ると、しばらく本を読んでろ、のチャットメッセージが流れます。
車の男性は、変わらずスマホを眺めている様子です。
少しホッとしました。
出会った頃のお父さんは、私が飽きるまでつきあって遊んでくれて、甘やかしてくれました。
お父さんの職場が幾度と変わり、転勤で家を空けるようになってからは、しつこくラインが来るようになりました。
家に誰もいない時を選んで、クラスの男の子を家に呼んでいる、という母のつくり話を真に受けて、仕事を休んで家に戻ってきたこともありました。
この撮影も最初は私を試すような些細な遊びでしたが、次第にエスカレートしていき、最近では、露骨に性的な内容を試されるようになっていました。
脚をベンチに乗せろ。
もっと開脚しろ。
表紙が相手に見えるように。
本を開いても、恥ずかしい写真ばかりで、次のページをめくるのですが、目を覆いたくなるような過激な内容ばかりが続きます。
数ページめくり、文字の多い「最凶、赤羽の生意気 syo-bohの記録」というインタビュー記事に落ち着きます。
私と年齢が変わらないことにびっくりして、思わず読み始めてしまいました。
やり逃げされるとかは、ないの?
先に精子を出させちゃえばこっちのもん。二回戦もいけるよねって言えば大丈夫。出したら絶対萎むからw
そのためにフェラ鍛えてるもん。
でもそこに持っていくまでが大変なんじゃないの?
主導権取るのは、かんたんだよw。
お兄さん、私みたいな小さい子が好きなんだ?そういう変態、ロリコンって言うんだって。お兄さんロリコン?私、ロリコン好きだよ。
いい事してあげるからおとなしくしてねって言えば、だいたいいけるw。
記事にどきどきしながら、内容に釘付けになっていました。
チャットには、メッセージがどんどん流れています。
お前に気がついたぞ。
シャツの裾を捲れ、腰を前に突き出せ。
バダン。
車のドアが閉まる音で、気がつきました。
筋肉質のがっちりとした大柄な男が、こっちに近づいてきます。
慌てて本を閉じ、裏表紙を前にして、脇から覗く様に相手を見ます。
おっ、めっちゃかわいいじゃん。
男は笑みを浮かべながら近づいてきます。
同じ姿勢を続けたせいで、脚が痺れて思うように下ろすことが出来ません。
いい、いいっ、このままの格好の方が俺は好きだよ。
君、いくつ、かなり若いな?
中学生?
捲れたシャツの裏地に、学校指定をしめす校章のタグが見えていました。
小?小学生?
黙って頷きます。
小6ッ、マジか。
JS、へっ、LJSってか。こんな厭らしいの読みながらM字開脚とか、お前最高だな。
男は、舐めるような眼で私の身体を上から下へ見つめていきます。
ん?
なに入れてるんだ?
ローターで股間に大きなふくらみが出来ていました。
あっ、い、いやっ、や、やめっ。
男は、私のホットパンツに手を伸ばすと、抵抗する私の手をたやすく振り払い、ファスナーを下ろしていきます。
うっわ、まじか。
手をショーツの中に入れ、ぬるぬるとテカるローターを手に取り、しげしげと眺め、顔を近づけて匂いを嗅いでいます。
うっわ、きょうれつっ、ションベンの匂いもするわ。
これ電池切れるまでずっとアソコにあててたんか、今のJSすげえなっ。
やべ、マジでチンコ硬くなってきたわ。
男は、ズボンの上から自分のモノを握り、大きさを誇示してきます。
いっいやっ、た、助けてぇっ、お、お父さんッ。
きゃぁっ、やめっ、うっ、ううっうんっ。
突然、口の中に、ハンカチのようなものを押し込んできます。
ちょっと静かにしてろっ。
軽々と私を抱き抱えると、お父さんがいる茂みの方へと歩いていきます。
よかった。
え、いない?
お父さんの姿がどこにもありません。
窪地に私を下ろすと、男は腰のベルトを抜き、私の腕に巻き着けて、縛りました。
お前、こういうのがして貰いたかったんだろ?
両手を持ち、上に上げていきます。
抵抗しようが、力の差は歴然としていました。
男の人が本気で力を出すとこんなにも違うのだと初めて知りました。
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