話は、8時間前にさかのぼります。
私(ことり)は、お父さんの指定した列車に乗って、駅に到着していました。
改札の時計は、もうすぐ午後1時を示しています。
駅前のロータリーには、お父さんの車が止まっているのがわかりました。
ガラス越しにお父さんと目が合います。
持ってきた荷物を車に乗せると、お父さんから、いつもとは違う大きさのローターを手渡されました。
トイレに行って、今入れて来なさい。とお父さんは、当然のように言います。
こんな大きいの無理だよ、前のだって全部入んなかったのに。
いいから、先だけでも入れて来なさい。
それと、スマホは家に置いてきたな、後、体操服とかスクール水着、忘れず持ってきたな?
そういうや、持ち物チェックを始めます。
早くつけてきなさい。
ローターは大きくて、ほんの僅か先を入れただけで、痛くて止めてしまいました。
それでもショーツで押さえるようにして、そろそろと歩き、お父さんの待つ車に向かいます。
先ほどお父さんと目の合った同じ場所で、同じように目を合わせたとたん、バイブが激しく振動を始めます。
あ、ああっ。
あまりの刺激に、思わずその場にしゃがみ込んでしまいました。
うーーっ、うぅーーーっ。
痛みのような、暴力的な刺激が、頭の中で快感となって突き抜けていきます。
あ、あっ、い、嫌ッ、こんなところでや、やめてっ。
あぁっ、嫌だぁ、力がはいんないよぅっ。
近くを歩いていた、老婦人が私に近寄ってきます。
お嬢ちゃん、どうしたの?具合が悪いの、大丈夫?
さらに振動が激しくなっていきます。
あ、ひっ、う、うーーーーーーっ。
お腹を押さえうずくまり、お腹が痛いように演技するのですが、うねるような刺激に、だんだん息が荒くなっていきます。
他の人も集まってきます。
こないで、あっちに行って、見ないで、恥ずかしいっ、恥ずかしいよぉっ。
手を入れ、取り出すことなど出来るはずもなく、容赦ない責めは、やむ気配もありません。
あ、アッ、だ、だめぇッ。
もう一人女性が、私の背中を擦り、だいじょうぶ?気分が悪いの?と優しく声をかけてくれます。
女性の連れの男性も近寄ってきます。
や、やめて、もう止めて、お父さんっ。嫌ぁぁっ。
こんな街中の駅前で、大勢の人の前で逝っちゃうなんて、い、嫌ぁッ、限界が近づいたその時、振動が止まりました。
思わず、へなへなと体中の力が抜けていきます。
介抱するようにやさしく擦ってくれた背中の手も、快感がぞわぞわと続いていて、情けないのと恥ずかしい気持ちとホッとした安心からか、人目を憚(はばか)らず号泣してしまいました。
ことりーっどうしたんだっ。
わざとらしく、父親がやってきます。
ああ、皆さん、お騒がせして申し訳ありません、発作の持病がある子で、すぐ薬を飲ませますからっ。
本当にありがとうございました。
そういうと、皆さんは、ホッとしたように離れていきます。
お嬢ちゃん、よかったね。
気をつけてね。
ぐったりして、車に乗ります。
お父さんと私は、血の繋がっていない親子です。
1年位前からこういう関係になりました。
ママは、お父さんにぞっこんです。
パパが私を可愛がるのが、癪に障るのか、私の事で良く争いがおこります。
もう一人、年の離れたお兄ちゃんがいるのですが、今は大学で家を離れています。
ことり、おまえずいぶん開発されてきたな。
一人でもオナってるのか?
マジイキだったな。
部屋に入る前にさ、ちょっと寄るところがあるからな。
連れられた場所は、お父さんの部屋の隣でした。
出て来た男の子、20歳は過ぎているみたいだけど、垢ぬけない純朴な感じの人でした。
怖い人が出てくるのかと思ったので、優しそうで安心しました。
と、同時に恐怖が襲ってきます。
あ、またこの人の前で、おもちゃを動かすとわかったからです。
部屋の前で、気付かれないように、サッと手で抜き、ショーツの中で宙ぶらりんにしました。
何とか、さっきのような事は回避できましたが、それでもまたぞくぞくした快感が襲います。
必死に懇願する以外、他のすべもなく、必死に仲のいい親子を演じました。
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