その夜、私たちは、気持ちを確かめ合い、恋人同士になった。
好きあっているふたりが、毎晩ひとつの布団で、ほとんど裸で抱き合うのだから、エッチな行為がエスカレートして行くのは当然の成り行きだった。
初めてアソコに触られた、その数日後。
背中とお尻を十分暖めてもらったあと、お兄ちゃんは私を仰向けに寝かせ、パジャマの上のボタンを外し始めた。
『あ、おっぱいだ…お兄ちゃん、私のおっぱい見たいんだ…やだな、まだこんなにちっちゃいのに…』
その当時、私の胸は、膨らみ始めたばかりで、変な形をしていた。見たらお兄ちゃんががっかりするかも。
それに、先端がすごく敏感になっちゃってて、肌着の内側で擦れるだけでも顔を顰めるほど痛い。そんな乳首を摘まれたり、吸われたりしたら、痛くて悲鳴を上げちゃうかも。
それでも私は、お兄ちゃんの求めを拒むことはできなかった。
パジャマの前を広げ、肌着を首元まで捲り上げると、小さなおっぱいが出てくる。
それをじっと見つめるお兄ちゃん。死ぬほど恥ずかしい。
当時私の乳首は、おっぱいの真ん中よりだいぶ外にずれていたので、お兄ちゃんは舌を出して、小首をかしげるようにして、右の乳首に近づけて来た。
そして、舌先ではなく、舌の中心の柔らかく湿った所を乳首に当て、そこからゆっくりと1回、嘗めた。
そのとたん、鋭い電気みたいな快感が身体中に走り、私は「あんっ!」とエッチな声で、思わずお兄ちゃんの頭を抱え込んでしまった。
私の反応に安心したのか、お兄ちゃんは、ネコが子ネコの毛づくろいをするように、腫れ物のような私の乳首をなだめるように、ゆっくりと嘗め続けた。
『全然、痛くない…すごく気持ちよくて…やっぱり、お兄ちゃんは優しいなぁ…』
私は、フワフワとした心地よさにうっとりながら、お兄ちゃんの愛撫を受け入れていた。
この日を境に、私の胸の発育は急激に進み、間もなく肌着の擦れも気にならなくなった。
季節は次第に暖かくなって行き、眠る前の背中とお尻の冷えも、それほど気にならなくなって来た。
それに、お兄ちゃんの掌で完全に暖めてもらわなくても、そのあと胸やアソコを愛撫してもらえば、身体の芯から熱くなり、冷たいお尻のことも忘れられた。
でも、背中やお尻を掌で擦ってもらう時間が短くなるにつれて、愛撫の時間が長くなって…
ある日、右と左の乳首を交互に嘗めていたお兄ちゃんの唇が、ふいに脇腹の方へ降りてきた。
『おっぱいじゃない所でも、お兄ちゃんにキスしてもらうとゾクゾクするんだぁ…』
私がフワフワした気持ちでのんきなことを考えている内に、唇がおヘソの方へ移動して来た。そして、さらに下へ…
私はようやく、お兄ちゃんの唇がどこを目指しているか気付き、焦りだした。
「だ、だめ!そこは嘗めちゃいや!」
私がそう言っても、唇はどんどん下へ降りてくる。
お兄ちゃんの求める行為なら、何でも受け入れてあげたかった。でも、さすがにそれは…
私が両手でアソコを覆い隠すと、お兄ちゃんは私の両手首を掴んで、引き剥がそうとする。
私がお兄ちゃんのすることに抵抗したのも、お兄ちゃんが力づくで迫ってきたのも、この時が最初で最後だった。
「い、いやぁ~」
「…ここ、嘗めないと…」
「なんで?」
「嘗めて、もっと柔らかくしないと…」
私はこの言葉を聞いて、ハッとした。
『お兄ちゃんの彼女になったのなら、いつかは、アソコにおチンチンを受け入れる時が来る。これは、その時のための準備?』
そう思ったら、これ以上抵抗しちゃいけない気がして…
私は、おずおずと手をそこから離した。
すぐにお兄ちゃんの唇が、そこに吸い付く。その行為は…予測はしていたが、すごく、ものすごく、気持ちよかった。
けれど、その時私はまだ小学生。こんな恥ずかしい格好で、開いた脚の間に男の子の頭を抱え込んで、あえぎ声を上げて…明日学校で、友達や先生と、どんな顔して会えばいいのだろうか?
繰り返し押し寄せる快感の波の中で、そんなことを考えていると、お兄ちゃんが
「ない…どこだ?…」とつぶやいた。
『何が?あ、もしかして…』
それは、クラスメイトのエッチな女の子たちが『クリちゃん』と呼んでいる器官。アソコの襞の、上の方にあるらしい。でも私は、シャワーの時にアソコにお湯を強く当てるくらいで、襞の中まで細かく探索したことはなかったから、自分にそんな器官が本当にあるのかどうかも分からなかった。
『私のは、まだ小さすぎて分からないのかも…』
そう思った時だった。
乳首をはるかに上回る、強烈な電撃が全身を貫き、私はビクンと大きく跳ねて、弓なりになった。
「あった!これか!」
お兄ちゃんがうれしそうに、その豆を責め立てる。
「あっ!そ、それ、だめ…そんな…いやっ!おかしくなっちゃ…んっ!」
私の喘ぐ声がどんどん大きくなり、お母さんたちが起きてこないか心配だったが、止められない。お兄ちゃんも、止めてくれない。
「い、いやぁ…あっ!ああっ!」
クリ責めが始まってほんの2~3分で、私はあっけなくイカされてしまった。
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