元々成績は悪い方ではなかったが、教育学部に入るという明確な目標ができたことで、更に勉強に身が入り、無事現役で合格できた。
大学の4年間、学内の女子とも適当に、グループで遊んだりしたし、合コンにも顔を出した。だがそれは主に、周囲にロリがバレないようにするためと、女子の扱いに慣れ、好意を持たれる男になるためだった。
念願かなって塾講師になれたとしても、女子中学生に恋愛対象として見てもらえない風貌になっていたり、ロクに雑談ももできなかったら意味がない。
そして4年生になり、就職活動。僕は地元中堅と呼ばれる学習塾の採用試験を何社か受け、内定をもらった。
その中の1社を選んだ理由は、待遇や会社の実績、将来性…などではなく、美少女が多いかどうかだった。
内定をもらった塾には、『実際の授業の様子を見てから決めたい』と申し入れ、何回かずつ見学させてもらった。だが、チェックするのは教材や授業の内容ではなく、女生徒たちの容姿だった。そしてその中に、後から思えばだが、僕が恋した少女、美咲もいたのだった。
僕が就職したその塾は、駅前の本校の他に、郊外にいくつか教室をもっていた。教室といっても小さなテナントを借り受け、パーテーションで教室と事務室を仕切っただけの簡単なものだったが、着任して研修が終わると、ひとりでその教室を任された。
最初の生徒募集と教材の手配は本校でやってくれるが、それ以降は新規入塾の対応も、退塾者が出たときの手続きも全部ひとりでやらなければならず、しんどかったが、他の講師の目がない所で生徒と仲良くなれるのはありがたかった。
僕が着任したその教室は、中1と中2、各10人程度の小規模なものだったが、始めて中2の授業に出て驚いた。10名中3名が女子だったが、3人ともビックリするほどの美少女だったのだ。
僕はたちまちその子たちに夢中になった。しかし、担当講師になったばかりの大してイケメンでもない男が色目を使ったところで、警戒され、嫌われるのがオチだ。
そこで僕は必死に授業の予習をし、教え方を工夫して、彼女らの成績アップに尽くした。
学習塾という特殊な空間では、学力の優秀さこそ善。他の美徳に優先される。そして、頭脳明晰で、成績を上げてくれる講師はヒーローだ。ネトゲの世界で猛者と呼ばれる者が、実際はただの非モテニートだったとしても、ゲーム内ではもて囃されるのと似ている。
僕の努力は程なく実を結び、彼女らから頼られるようになった。
元々彼女らは中学校が異なり、あまり互いに親しくなかったようだが、僕という存在を頼るところから独占欲が生じ、互いをライバル視するようになる。
『先生は私だけのもの!』そんな想いが恋愛感情に変わるのに、そう時間はかからなかった。
彼女ら3人の名前は、詩織、怜、そして美咲。
物静かな詩織は、僕への想いを表すため、頻繁に視線を送ってきた。僕がそれに気づいて視線を返すと、普通のJCなら恥ずかしさから視線を外す所だが、詩織は微笑みを湛えてまっすぐ見つめ返して来た。このままそんな関係が続いていたら、いつか告白されていたのかも知れない。
怜は、ひたすらに質問攻撃。授業中も、終わったあとも、熱心にいくつもの質問を浴びせてきた。それだけならただの勉強熱心だが、ある時僕が「怜ちゃんは本当に勉強熱心だね」と声をかけると、ポッと頬を染めてうつむいた。その表情から、僕との会話の機会を増やすために一生懸命質問を考えているのだと確信した。
だが、このふたりに比べ、美咲はあるアドバンテージを持っていた。家の門限が緩かったのだ。
その塾では、正規の授業が終わったあとに、教室を生徒の自習室として使わせることが許されていたが、実際には2コマ目の授業が終わると7時過ぎるので、残り勉強をする子は稀だった。しかし、美咲の家は両親が多忙で美咲が帰宅しても誰も家にいないとのことで、いつも1時間程度自習してから帰って行った。
自習なので、僕は事務室に戻っていても良いのだが、そうすると美咲が5分に1度くらい『先生教えて~』と呼びに来るので、戻るのが面倒になって、僕もそのまま教室にいるようになった。
事務仕事は滞るが、美少女と教室にふたりきりという時間は僕にとっても心地よかった。
そしてある時…
俯いて問題集に取り組んでいた美咲が、ふいに思い出したように
「ねぇ先生?」と聞いてきた。
俺が「ん?」と返すと…
「先生にとって、あたしらって、レンアイ対象?」
これは僕にとって、まったく青天の霹靂だった。
大人としての模範解答は『そうだね、3人ともすごく魅力的な女の子だから、大人になったらさぞ、素敵な女性になるだろうな、と思うよ』だろうか。
だがこっちは、高校生の時から『Lolita Note』に、『塾の教え子を彼女にし、処女をもらう』と書いていた男なのだ。そんな無難な事を言ってやり過ごすことはとてもできなかった。
僕はふうっとひとつため息をつき、悩み事を打ち明けるように
「塾の講師としては、こんなこと言っちゃ、失格なんだろうな。でも君たちがあんまり美少女だから、正直、そんな気になりそうな時もある」と告げた。
すると美咲はそんな、大人としての葛藤にはまるで興味がない風で、
「じゃあさ、3人の中で、誰が1番?」と聞いた。
正直その時点での、1番のお気に入りは美咲だったなのだが、ストレートに『君だよ』と言うのも芸がない。
「うーん、3人とも違った魅力があるからね、その中から1人を選ぶなんて…」
僕がそう言うと
「そっかー、ってことは、早い者勝ちだな…」そう呟くと、なんと!いきなり僕の右手をつかみ、自分のシャツを捲ってその中に差し入れさせたのだった。
僕は反射的に手を引っ込めようとしたが、美咲にシャツの上から抑えられた。
「指、動かしてもいいよ」美咲は上気した声で囁くが、その通りにしたら最後、二度と引き返せない。
『こんなに安易に手を出してしまって、いいのだろうか?』僕は頭をフル回転させて、考えた。
元々僕は、成り行きや思い付きで行動するタイプではないのだ。将来を左右する大切なポイントなら尚更、慎重に計画した上で実行に移す。それが…
でも結局、掌に触れた膨らみかけのおっぱいの柔らかさ、暖かさに圧倒され、途中から何も考えられなくなってしまった。
ほぼ無意識に、指を動かして、掌にスッポリ収まるサイズの小さなおっぱいをゆっくり揉み始めた。
すると美咲は、見る見る顔が赤くなり、呼吸が乱れ始めた。
『感じるのか?こんな、小学生と大差ないような胸なのに…』
こうなると、もっと感じさせようとするのが男というものだ。
『もっと敏感な所…乳首はどこた?』
それは小さすぎて、スポブラの上からではどこにあるかさっぱり分からない。
僕は以前ネットで見た、少女の裸の画像を思い浮かべ、今掌の中にある膨らみのどのあたりにそれがあるか、見当を付け、そこを指先で引っ掻くように刺激してみた。途端に美咲は「んっ!」と叫び、軽く背中をのけぞらせた。
『これか?』
僕がそれを、勃起を促すように指先で捏ね続けると、美咲は押し殺した声で
「あっ… あっ…」と喘ぎ始めた。
だが、僕がさらに調子に乗って、勃起した乳首を指で摘もうとした時、
「も、もうダメ!おしまい!」
と叫ぶと僕の手首をつかみ、シャツの中から引きずり出した。
『しまった!やりすぎたか?』
僕は瞬時に後悔し
「ご、ごめん…調子に乗りすぎた…」
と謝ると、美咲は俯いたまま
「先生のえっちぃ~」と言った。
だがその声は、怒ったり、怯えたりしているようではなかったので、僕は胸をなでおろした。
そして、少しの沈黙のあと、美咲は
「あたしをえらんでくれる?」
と聞いた。
「ああ、もちろん!僕でよければ…」
すると美咲は、
「や、やったぁ!」と、顔を上げないまま小さくガッツポーズを作った。
僕はそんな美咲がたまらなく可愛く思えて、彼女の座る椅子の横に跪き、思い切り抱きしめた。
こうして僕は、女子中学生の美咲と恋人同士になった。
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