11時45分、家の前に車が停まった。
花婿のご来場です。
沙耶佳は家の中に残して、私だけでお出迎え。
佳輝のご両親が揃って付き添ってました。
お母さんが、
「あの、あれから佳輝が、急に明るい顔になってくれて。
私は、本当にあの娘さんなら..。
息子を助けようとしてくれたし、本当に良いで子だし..。」
かなりしどろもどろだけど、言いたい事はわかります。
お父さんの方は一言だけ。
「先生。息子をよろしくお願いします。」
私は
「佳輝君がが沙耶佳ちゃんに告白し、沙耶佳ちゃんが返事をしてくれたら、、その状況次第ではもう少し二人に話をさせます。
その後、連絡しますので、迎えに来たください。」
と言ってお二人を帰した。
佳輝に一言だけ話しておく。
「今日は先生が二人を調教するんじゃないのよ。
私は、見守るだけ。
貴方が沙耶佳をどうするかは、貴方が決めるの!
その結果、沙耶佳が泣くことも有るかもしれない。
その時でも、それからどうするかは、貴方次第だからね!」
佳輝は、以前のキリリとした眼差し、いえもっと男らしい眼差しになっていた。
「先生。ありがとうございます。
副委員長は、僕を受け入れてくれないかもしれないし、受け入れてかれても泣くかもしれない。
でも、僕は一人でも、副委員長をずっと守りますから。」
すごい台詞ね!
どこで読んできたのかしら?
沙耶佳が待っている和室の応接間に通すと、そこに沙耶佳は後ろ向きに足を横に崩して座っていた。
か細い子供なのに、妙に雰囲気がある。
「佳輝君、来たわよ。」
私が声を掛けても、沙耶佳は振り向かない。
沙耶佳の前に回って気がついた。
沙耶佳は、もう泣いてる。
しかも、私のその場の進行を待たずに、勝手に話始めた。
「委員長。
一つだけ、教えてください..」
えっ?
これが、あのおとなしく従順な沙耶佳なの?
小さいけど、何かすごく情念の感じられるような声。
「今日の申し出は、私に..、消えない怪我の痕を持った私に、同情したから?」
まずい!
あの優しい沙耶佳が、ここまで思い込んでたとは、私は読めなかった。
もちろん佳輝にしてみたら、自分を助けてようとして怪我をした沙耶佳に借りがある。
それで鬱になりかけてた訳だけど、私の調教を受けながら、元々お互い好きあってたんだし、私が交際を認めてあげて、平たい話エッチさせてやれば、治まると思ってたのに!
この場を、どう治めようか?
私が迷ってると、いきなり沙耶佳が畳の上に立ち上がると、パッと上に着ていたものを脱いでしまった。
せっかく私が見繕ってあげた下着も、そして純白のパンティーまで。
真っ裸になって、佳輝と私の前に立った。
いつもの行儀のよい副委員長とは、全く違う人格のようだ。
さらに沙耶佳は、その片足を応接台の上に乗せた。
真っ白な内腿に醜く印された傷痕がくっきりと見える。
いや、同時に慎ましやかな沙耶佳の陰毛に飾られた性器も丸見えだ。
沙耶佳は自分でその傷痕を指差し、
「委員長。
貴方は、これのために、私とお付き合いつもりなんじゃないの?」
と、異次元から聞こえてくるような、小さいけど迫力のある声で言った。
「同情でなら、付き合うなんてしないでよ!
今までどおり、先生の調教を受ける委員長、副委員長で良いじゃない!」
ヤバいなあ。
沙耶佳ちゃん、今朝からずっと私に身支度や初体験の心得を任せてくてたけど、心の奥にこんな地雷持ってたなんて、私察知できなかった!
この状況では、佳輝をびびらせるだけ。
出直させなくては..。
そう私が考えてた時、佳輝はいきなり沙耶佳の前に膝まずくと、沙耶佳の傷痕に口を着けた。
ええっ!
佳輝が、いきなり沙耶佳に..、それも傷痕に?
確かに女の肌を口で愛撫するのを教えたのは私だけど..。
「やっ、やめてよ!」
拒否する沙耶佳も、初めて見た。
沙耶佳は佳輝の頭を押さえて、佳輝の顔を自分の内腿から離させようとした。
ところが、さらに私の驚く事が起こった。
佳輝は一度傷痕から口を離すと、今度は立ったままの沙耶佳の性器に口を着けたのだ。
立ちクンニ?
小学生で?
今日は教え子達に、完全に度肝を抜かれることになってしまった。
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