「お母さん。沙耶佳ちゃんの純潔、佳輝君にあげていいですよね!」
玄関で顔を出した沙耶佳のお母さんに、単刀直入に聞いた。
と言うより、もう私がそうするつもりだと、宣言したようなものだった。
「沙耶佳ちゃんの身体も大分成長したし、相手は大人ではなく、同級生の佳輝君なんですから!」
母親の横から沙耶佳も顔を出した。
「副委員長!
貴女、委員長を助けたい気持ちに変わりはない?」
沙耶佳は、こくりと頷いた。
「前に教えた筈だけど、最初は痛いのよ!
ほとんどの子は、血が出るのよ!
それでも、良いのね?」
沙耶佳の目は、覚悟を決めた目だった。
「先生、私で良いんですね。」
よし、良いわ!
「そうよ!
貴女以外、委員長の心を助けてられる女の子はいないわ!
確か今、生理中じゃないわね?」
「はい、予定ではあと一週間くらいです。」
「よし!時間は明日の正午。
場所は私の家。
貴女はちょっと早く来て、私の家でお風呂を使いなさい。」
それから私は母親の方を向くと、
「沙耶佳ちゃんは、妊娠まではまだ無理だと思います。
私が責任持って避妊させます。
後の手当ても私がしますし、後で車で送ってきます。
それで、良いですね!」
と一気に言った。
母親は、頷いてくれた。
さあ、忙しいぞ。
もう夜だけど、避妊具や新しいローション、要らないとは思うけど痛み止めや出血を止めるための脱脂綿やタンポン、消毒薬等も買っておかなくては..。
それに、二人の記念を残せるように、動画撮影の準備も..。
そうだ!新床なんだから、お神酒もいるわね。
夫婦の固めの杯をさせなくては。
もちろん、二人を見守りながら、私も頂くから、やはり口当たりの良いちょっと高級な日本酒を...。
私は街へと車を飛ばした。
※元投稿はこちら >>