その日、詩織はエリス学園の最寄り駅の、ホームのいつもの場所に並んだ。
俺はその2~3人後ろに並び、電車が来るのを待った。
到着するとすぐに、乗り込みの混乱に紛れて、詩織のすぐ後ろに陣取る。
しばらくすると、彼女はポケットからスマホを取り出し、画面を熱心に見始める。その頃合いで俺は、スカートの後ろをゆっくりたくし上げ、細い太ももの隙間に手を差し込むと、手首を90度回転させて掌を上にし、アソコをショーツ越しにピタッと覆った。
ここで詩織が男の手の侵入に気付き、慌てて脚を閉じたので、細いのに柔らかい太ももで俺の右手をしっかり挟み込む形になった。
彼女は左手にスマホを持ったまま、右手でスカートの上からアソコを押さえて俺の手を追い出そうとするが、もちろんそんなこと位で排除できる訳がない。
心菜に比べ、スレンダーで背が高い詩織のアソコは、触りやすい位置にあった。
俺はそこから、人差し指と中指をモゾモゾと動かして邪魔なショーツの股布を横にずらし、生マンに到達すると、クリを探して弄り始めた。
すると詩織は、顔を赤らめ俯いて…ではなく、ドアにもたれかかるように、横顔をガラスに着け、目を瞑った。
『なんだ、この娘は?』
その様子が早くも、俺の指にもたらされる快感を享受しているように見え、俺は呆気に取られた。
クリ攻めを始めてからは、ほとんど俺の愛撫から逃れようとする素振りもなく、どんどん呼吸が荒くなって行き…あっという間に全身を大きくビクつかせ、エクスタシーに達した。
そのエロい様子を見せつけられ、俺の股間は今にも爆発しそうだったが、まさか他の乗客の目の前でチンポを取り出し、詩織のアソコに近付ける訳にも行かない。
俺は詩織にこの後の行為を予告するように、ヌルヌルになった丸い膣口の円周をなぞるように撫でながら、ターミナル駅に着くのを待った。
電車がその駅に着くと、車内の大半の乗客がホームに出る。
ここで下車する者、他の路線に乗り換える者、それらを通すため、一時的にホームに退避する者。
詩織は、目の前のドアが開くと真っ先にホームに出ようとした。
しかし俺は、彼女の細いウエストを後ろから抱き、降りる人の波に逆らってジリジリと後ろへ下がった。
「お、降ります!降ろして!」
詩織が小さな声で抗議するが、大音量のアナウンスの声にかき消された。
そして、やがて入れ替わりに乗り込んで来る客の波を利用してトイレのドアの前まで下がると、肘で開閉ボタンを押してまず自分が中に入り、ひと呼吸置いてから詩織を引きずり込んで、ドアを締めた。
乗り込みの混乱の中で、男女で一緒に車両のトイレに入って行った俺たちを、不審に思う奴もいたかも知れない。
しかし俺は詩織を後から抱きかかえただけで、口を塞いだり手を抑えたりしていないし、詩織も大声で助けを求めたりしなかった。通報するかどうか、ギリギリ迷う場面だろう。
トイレの個室で二人きりになり、俺はドアに耳をつけて外の様子を伺ったが、騒ぎにはなっていないようだった。
俺は詩織に向き直り、肩を押して壁に彼女の身体を押し付けると、不安そうな小さな声で
「ナニするの?」
と聞いてきた。
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