それまで俺は、学園には車通勤だったので、エリス達の下校時間に合わせて最寄り駅前の駐車場に車を停め、彼女らと同じ電車に乗り込んだ。
この沿線には高校も多く、JKもある程度乗っていて、彼女らは予想通り、中年サラリーマンとかの痴漢に遭っていた。
わざと身体を密着させ、スカートの上から尻を触られたり、スカートの中に手を入れられたり、肘で胸をつつかれたり。
ところが、エリス達の周囲は、まるで結界でも張られたように、大人の男は誰もいなかった。
理由は、なんとなく分かる。痴漢師の中年サラリーマンらにとって、エリス達の背後にある、親の地位や権力が怖いのだ。そんな連中の子供にうっかり手を出し、発覚したら、警察沙汰だけでは済まず、徹底的に社会から抹殺されるかも知れない。
しかしこれは、俺にとっては逆にチャンスだった。俺には失うものがないからだ。そして、エリス達はこの痴漢師たちの警戒のおかげで痴漢への対処に慣れていない。うまくすれば、彼女らがパニックを起こしている間に、かなりの行為にまで持って行けるかも。
だが、俺の目的はエリス学園の名前を汚すことなので、最初の1人を痴漢した所で騒がれ、逮捕されてしまっては、大して噂にもならないだろう。ターゲットは慎重に選ばなければならない。
実は俺は、エリス学園女子中等部1年生の、個人ファイルのコピーを持っていた。パソコンの共有ファイルに保存された、写真、氏名、住所、部活動、親の職業まで記載されたデータだ。
男子部の教員が女子部のファイルにアクセスすることは出来なかったが、年に1度、文化祭の時の駐車場整理の際、門の鍵の出し入れに女子部職員室に入ることができたので、人気がない時を狙って適当な端末からアクセスし、USBメモリにファイルのコピーを保存したのだ。
俺は自分のパソコンでファイルを開き、最初に痴漢する子を選んだ。
顔がかわいいことはもちろん、なるべく大人しそうな子がいい。顔写真だけから判断するのは危険なので、所属する部活や親の職業などからも推測する。
そうして選んだのが、心菜(ここな)という名の少女。
部活は文芸部、父親は有名なIT企業の役員、母親は専業主婦だった。
俺はさっそく、学園の下校時刻に最寄り駅で待ち構え、心菜を見つけると後をつけた。首尾よく彼女に続いて電車に乗り込むと、心菜はドアに向かい合うように立ったので、そのすぐ後ろに陣取った。思ったとおり、エリスの制服を着た彼女の背後に、あえて立とうとする男は俺以外にいなかった。
普通痴漢といえば、まずは偶然を装って手の甲とかで、スカートの上から尻を触り、抵抗がなさそうなら次第にエスカレートして行くものだろう。だが、失業して失うものがない上に、少しヤケになっていた俺は、いきなり左手で心菜のスカートの襞をつまんで持ち上げ、右手を中に侵入させた。そして、ショーツの上から尻を撫で回したりもせず、直ぐにパンティーラインを探し当て、ショーツの中に指を潜り込ませた。
ここまでされて、ようやく心菜は痴漢されている事に気づき、あわててスカートの後を手で押さえたが、だからといって俺の手首を掴んだりはしない。ただ、自分でスカートの裾を掴んでまくれを直すように下に引っ張るだけだが、そんなこと位で俺の手がスカートから出て行くはずもない。
俺はショーツの股布に指を掛けて、少しずり下げた。心菜は顔を赤くしてうつむき、必死に脚を閉じて抵抗するが、女の子の身体の構造上、いくらピッタリ脚を閉じても陰裂を守ることはできない。
俺は太ももの付け根とアソコの間のわずかな隙間に中指を差し込み、閉じたスジマンを押し開くように、ゆっくりと前後に擦り始めた。
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