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ロリータ 官能小説

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3
投稿者:ともや
No.2

皆が梨果の恥部に釘付けになっていた。描き始めた者はまだいない。席を移動する者や角度を変え歩み寄る者も出てきた。梨果はまだ目を固く閉じ、目を閉じているが為に余計に皆が無遠慮に執拗な視線をぶつける。敏感な部分に熱い視線を感じたのか、目を開けそんな彼らの姿を見ると、とうとう耐え切れずボロボロと涙を流しだした。助けを求めるように父親である講師に目をやると梨果は何かに驚くような顔をしてから更にヒックヒックとしゃくりあげて号泣してしまった。それに気になって講師を見ると夏用の薄手のスラックスの前を大きく膨らませ、それにも気付かぬ様子で呆然と全裸を晒した娘を見ながら立ち尽くしていたのだった。

「先生!」

私は声をかけた。我に返る講師に

「モデルさん落ち着くまで少し休憩にしませんか。しかも今回は性器が見えないポーズにしませんか?これじゃあまりに可哀相です。」

泣きじゃくった梨果を目にした皆もさすがにこの意見には反対できずに休憩となった。梨果は足早にバスローブをまとい、教室から出ていった。私も喉がカラカラになったので飲み物を求めてざわつく教室を出た。


ロビーの自販機で飲み物を買い教室に戻る途中、廊下の奥の給湯室から鼻をすするような音が聞こえたので行ってみると梨果がそこにおり、俯いてしくしくと泣いていた。

「…梨果さん、だっけ?大丈夫?おや、だめだよそんな格好で廊下にでちゃ」

バスローブに赤いズックのスニーカーという不思議な格好の梨果に声をかける

「すみません…あ、さっきの人…ありがとうございます。とても助かりました。モデル失格ですね。」

律儀に頭を下げた瞬間、雑に着られたバスローブの襟元から乳房の膨らみがちらりと覗き、治まりかけてたペニスがみるみると勃起した。

「あ、あぁ…もっと早く止めればよかったんだけどなかなか言いだせる雰囲気じゃなくてね…」

そう言うと梨果は私の足元のほうを一瞥するとローブの乱れに気付いたのか襟元を直した。そして髪を耳にかけながら

「あ、いえ、シーンとしてましたし仕方がないですよ。でもだいぶ気が楽になりました。ありがたかったです。あたし洋子さんみたいにキレイじゃないし、ご、ご覧の通り…胸だってちっちゃいし…スタイルよくないから申し訳なくってその分勇気出したつもりだったんだケド結局皆さんに迷惑かけちゃって…ゴメンなさい。。」

「あ、いや、プロじゃないし初めてだよね。仕方ないよ。しかもあんな…いや、でもなんというか。あの…とても綺麗だった。今まで感じたことないほど。」

そう言うと髪に手をやりながら俯いていた梨果は顔を上げた。女子高校生と話をするのは初めてだった。近くで見ると化粧っけの無い顔は派手さはないが幼いながらに思いの外整っているなと思った。そして潤んで綺麗な瞳を真っ直ぐにこちらに向けた。しかしこちらは目を合わせられず、しかも取り乱し意図せず本音が滑り出てしまう。そんな言葉に梨果は顔を真っ赤に染め

「え!えっ?!そんなことないですよ!てか男の人に自分の身体の感想を言われるのってありえないしメチャクチャ恥ずかしいです。だいたいよそ様に裸見られた時点で初めてなのに…なのにあんな大勢だってわかんなかったしお世話になってる人もいて私のあんな姿を…こんな状況になるなんて…ってあたし何言ってんだろ!あー!」

やはり彼女も取り乱したように廊下へ駈けていった。振り向き涙目にニコッと無理な笑顔をつくり。

「じゃ、戻るね。もう大丈夫。頑張ります!ありがとうございます!そんなえっちな目で見ないでちゃんとキレイに描いてくださいネ!」

ガッツポーズをしながらドキッとする一言と桃の香を残して先に教室に入っていった。
あれだけ酷い仕打ちを受けて皆に迷惑かけたと言える。フランクな振舞いの中に健気さを感じさせる梨果という少女に惹かれていく自分がいた。何とかあの甘い香りの艶やかな肌を自由にしたい。そんな感情がわいてきた。


教室に戻ると早速川瀬氏と田村氏が私に耳打ちしてきた。

「君が余計なこと言うから大事なとこが見えなくなっちゃったじゃないの。」

「あぁ…これが写真教室だったらさっきバッチリ撮れてたのになー。」

そんな彼らに合わせるように適当に応えた。

「まぁそうですが、ああなっちゃうと帰られてもあれじゃないですか。ほら、彼女落ち着いたみたいですよ。」

「ああ、うん。そりゃ確かにな。しかしあの梨果ちゃんの身体が見れるとはねぇー。」

「脱いだら意外と乳膨らんでたな」

「まだ子供だと思ってたけどきれいだったなー」

ようやく落ち着きバスローブ姿で携帯電話をいじっている梨果に講師は

「じゃあ再開しましょうか。梨果、今度は普通に膝を上げずに楽な姿勢で座りなさい。」

梨果は無言で父親に目を合わさず舞台に乗り腰をおろし、大きく深呼吸をするとバスローブの帯を解いて脱ぎ無表情で父親に渡した。可愛らしい乳房が再び皆の目に露になる。私もすぐにペニスが反応を始めズボンの中で痛いくらい勃起した。やはり梨果の乳房は空間の気を一変させる。時間がたち下着のワイヤーの跡は綺麗に消えていた。梨果は性器が見えないよう慎重な所作で蛙のようにペタンと座った。そのポーズは幼さを際立だたせたが、細い腰と丸い尻のラインを意図せず美しく魅せるものとなった。

時間が経ち梨果も慣れたのか心を殺したのか、じっとモデルの仕事をこなし、窓から差し込んできた西日に照らされ肌の産毛を光らせていた。誰も口を開く者もなくなり蝉の声だけが耳に入る。私もデッサンに集中し、少女の裸身のラインをなぞるように描く。皆も一心に描いているようだが、途中席を外す者が続出した。これは裸婦デッサン時の皆の暗黙で、集中できない者はトイレで性欲を処理をするのだ。この日はいつもに増し生徒が中座した。この件は梨果は知らないだろうが、講師は薄々知っている。教室を出る者を毎回複雑な視線で見送るのが印象深い。
私は時々不思議と梨果と目が合い、目が合うと梨果は目をそらして手で髪を耳にかける仕草を繰り返していた。そんなこともあり、とうとう終了まで性欲を処理することができなかった。


終了の時間になると梨果は早々と舞台から下り、皆が注目する中バスローブをまとい着替えた別室に駆け込んで行った。それを期に皆も片付け、帰りの準備をしていた。
こんなに高揚した時間は久々だった。下着が不快にヌルヌル湿っており、更に動くたびに少量づつの液体が尿道口から溢れ出す感覚を伴う。

ふと、川瀬氏と田村氏らが会話を交わしているのが気になり、聞き耳をたててみる。

「梨果ちゃん良かったねーピチピチだった。あの梨果ちゃんがと思うとたまんないね。年甲斐もなく勃起しちまったよ。」

「やっぱり乳は小さくて乳首も子供っぽかったけど可愛らしくてツヤツヤだったね。またあの小っちゃかった梨果ちゃんってのがまたねー。成長したもんだ。まさか成長途中を直に見れるなんて普通じゃありえないよな。しかも余すとこなく全部。」

「おっぱいはまだ大きくなるかもな、そしてそして!ちゃんと見たかよ?梨果ちゃんのオ・マ・ン・コ!子供と大人の中途半端な感じで本当見ちゃっていいのかよって。ヘアーなんてちょびっとだぜ?罪悪感が逆に興奮したね。あんなの初めて見たよ。洋子さんのがアワビに例えるなら梨果ちゃんのはハマグリだ!」

「見た見た。またあの俺らに見られちゃったー。って顔がたまらなかったね!チラッと奥が見えた時光って濡れてるように見えたけどまさかねー。もうちょい股開けるとよかったけど梨果ちゃんのオマンコ自体が閉じ気味なのかな。割れ目からビラビラもはみ出してなかったし。たしかに固く閉じたハマグリみてえだ。」

「ヘアーが無いから割れ目はよく見えるんだけど、確かに中が見えづらかったね、肛門が見えるほどのバッチリな角度だったのになぁ。」

「手で強引に開かないとダメかもね。締まりがいいんだろうな、梨果ちゃん処女かなぁ。処女だったら梨果ちゃんの処女膜ってのも一度みてみたいよ。肛門も可愛かったよな。きれいな菊門だった。」

「あはは…馬鹿、処女膜なんてそうそう見えるかよ。」

あの幼い少女に対する感想が淫語にまみれてるのを聞いて、年増の男が寄って集って美しい肌に精液を飛ばして白濁の液体にまみれている梨果を連想し、また局部に血がめぐる。

そうこうしているうちに皆は帰りはじめ、私は片付けに遅れをとってしまい、例の「舞台」を片付けている講師と二人きりになった。

「先生、お疲れさまでした。今日は大変でしたね。」

「あぁ。君か。うん。洋子くんが急病らしくてね。大学に連絡したけど代わりのモデルを手配できなくて仕方なく梨果に頼んだんだが素人で申し訳ない。」

「いえ、とんでもない。また新鮮な感じがしてよかったですよ。娘さんはモデルの経験はあるのですか?」

「うちでは子供の頃何度かやってもらってるけどさすがに最近はめっきり。しかし他人の前は初めてで過酷だったかもね。」

「よく引き受けてくれましたね。…ってことは娘さんの裸婦モデル姿を御覧になるのは久しぶりですか。」

「え?ぁあ… 10年ぶりとかになるかもしれないね。」

(身内とはいえ幼児の娘に裸婦モデルか…)


「い、いいですね。うちは馬鹿息子しかいないんで。」

「いやいや最近は生意気で困ったものですよ。それじゃあ私はこれで失礼しますよ。」

「お疲れさまでした。」

そうして講師は教室を後にした。私も鞄を肩にかけ教室を出た。

この施設へは市内巡回バスに乗り通っている。本数が少なく、次の時間までまだ15分程あったので一人ベンチに腰をかけ先程のスケッチを開き眺めていた。
晩夏の夕暮れは少し過ごしやすくなり、ひぐらしが秋の訪れを告げていた。

「あれ?ぜーんぜん描けてないじゃないですか。」

急に後ろから声がかかり、驚いて振り返ると梨果がそこにいて私のスケッチを見ていた。

「お疲れさまです。梨果はピンチヒッターだから今回だけですからね。途中でも続きは無し!次回からはまた洋子さんだよ。」

「あ、梨果さん。お疲れさま。うん、描くの遅くなってしまったよ。」

Tシャツにデニム、スニーカー姿の彼女は全裸よりも幼く見えた。

「そっか。やっぱ私なんかじゃ描く気しないよね。」

「いや、そんなことないよ。むしろ見とれてしまって…」

あわてて変なことを言ってしまって、自分も梨果も閉口してしまう。

しばらくして。

「そっか。」

と言って梨果はベンチの私の隣に座った。ふとTシャツの胸の小さな膨らみを横目で見ると先程まで見ていた形良い中身が脳裏に蘇る。

「昔はお父さんの絵のモデルやっててその時と変わらず梨果なんかを女性として見る大人はいないと思って気楽に引き受けたの…でも今日裸になった時ね、みんな梨果のこと、というか…胸とか身体ばかりすごい視線を感じて…変な気分だったの。すごく恥ずかしいのは昔から変わらないんだけど今日は怖かった。どんどん変な感覚になってくるし、梨果もなんか不思議な気分になってきて…特にアソコ見られるのは本当嫌だったよ…なんか心の中まで覗かれてる感じ。川瀬さんたちの必死に見たいって勢いも伝わってきて怖かったし、おじさんのおかげで隠していいって事になって本当よかった。ありがとうございます。」

そう言うと深く溜息をつくと数秒の間があり言葉は続いた。

「あの…ちょっと聞きたいことがあるんですけどいいですか?」

「え?なに?」

「えと…初対面の人にこんなこと聞くのは…てか初対面だから聞けるのかな。えと…男の人のアレの事なんですが…」

梨果が目を泳がせて言うそのアレというのはペニスを意味してるのは汲み取れた。

「その…あれが大っきくなるきっかけって何なんですか?」

どう答えていいのか困った。しかも相手は15歳の子供だ。

「それは…エッチな事を考えたり。見たりしたらとか…」

「やっぱそうですよね…。だから気になっちゃうんです。以前から電車内で前に立った男の人のズボンの前を見ちゃったりするんです。梨果って変な子なんです。」

「そうなんだ。でもどうして急にそんな話を?」

「例えば電車でスポーツ新聞のえっちなとこ読んでる人のを見れば大きくなるかな?と観察してみても変化無いんですよ。」

「うーんそれはそうかも。うまく説明できないけど好みもあるし場所とか状況とかひっくるめて興奮するからね。」

「だとすると今日モデルをしてみんな凄かったんです。あの場所も状況も美術を学ぶとこですよね?でもね、みんな凄かった。。川瀬のおじさんも田村さんもみんな…お父さんなんて小さい頃は全然そんな感じはしなかったのに。」

やはり彼女も気づいていたようで講師があからさまに勃起していた事を思い出した。複雑な気分だろう。
みんなとは私も含めて言われているのか判らないが触れないでおく。

梨果はスッと立ち上がりこちらに向き直った。

「今日の絵の続き、描きたいですか?」

「え?まぁそうだけどもう今回だけだから…。」

「特別にモデルやってあげる。個人的に。ただお願いがあるの。おじさんに実験台になって欲しいんだ。」

「なんだって?!」

梨果の不思議な進言に驚いた。

「…いい条件だと思うケド…だめかな?」

返答が遅れた私に梨果は瞳を泳がせ髪に手をやりながら伺う。実験台というのはよくわからないが、何にせよまた梨果の美しい肢体を再び見ることができると考えるだけで断る理由がない。

「いいの?俺としてはありがたい。絵が途中なのは嫌だからね。」

少し親切にしただけで初対面の中年男個人に裸を晒すなんてこの子は人を信用しすぎだろうと思うが、これに甘んじない手はないであろう。それに何かチャンスがあるはずだ。

「よしっ。じゃ決まりね!いつにする?場所は??」

梨果はコロコロした声で例の笑顔を見せ、またベンチの隣に腰をかけて瞳を輝かす。かなり近くに接近しTシャツから伸びる白い二の腕が触れた。甘酸っぱい梨果の香りがする。桜色の唇は艶やかで間から白い歯をみせる。可愛いなと思った。早くこの子の裸をまた視たい。

「では明日はどうかな。」

早速提案してみる。

「早っ!!うーんと…明日は午前中だけ部室の掃除があるから…午後からなら大丈夫だよ。」

「なら家でよければそこでどう。」

「お家行って大丈夫なの?」

(それはこっちの台詞だよ…)

「大丈夫。」

明日の日中は家族は留守のはずである。妻は仕事だし息子は朝から夕方まで中学の部活だ。

「わかった。多分学校12:30には終るから…」

待ち合わせを決めるとちょうどバスがやってきた。

「あ、バス来たよ。私はチャリなんだ。それじゃまた明日ね!バイバイ。」

と言って駈けていった。あんな事があったのにすっかり元気を取り戻したようだ。しかも今の約束もかなり過激なものではないのか。

「恐るべし女子高生…」

梨果の後ろ姿を見送りつつ、年甲斐もなくそんな俗語を口にしたのが妙に可笑しく一人苦笑した。
こんなわくわくした気持ちは久しぶりだ。走るバスの窓の外を見ているといつもと景色が違って見えた。

明日が待ち遠しかった。

※元投稿はこちら >>
22/04/26 19:48 (H3W20KcG)
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