私は帰り道の公園が気持ちを慰めてもらえる場所になっていった。
実際に声を掛けたり、幼稚園の時の様に膝に乗せて自分の欲望をぶつけるおじさんもいなかった。
過去の経験から人目のない場所へは行かない様にしていた事も幸いしていたと思う。
けれど、確実に視線は感じる・・・。
サービスショットをしてあげると、熱いものが込み上げる。
やはり私は皆んなの注目を集めたいんだ・・・。
その注目はロリコンの性的な嗜好の注目だとは知ることも無かった。
ただ、寂しさを癒して欲しい・・・・それだけだった。
今している行為がどれだけ危険なのか知るはずも無かった。
ブランコで一人で座っていると、背後から人の気配がした。
『やあ、ちさとちゃん・・・久しぶりだね・・・』
『ああ・・おじさん・・・』
『どうしたんだい?元気ないね・・・学校で嫌な事でもあったのかな?』
このおじさんは、私の下着や園児服を買ってくれたおじさん・・・。
悪戯もされたけど、お小遣いくれたおじさんだ・・・。
三年生になっていた私は昔の事を思い出し、もじもじしている。
おじさんはブランコの隣に座って話し出す。
『ちさとちゃん・・・こんな所で遊んじゃダメだよ・・怖いおじさんがいるかも知れないんだ
おじさんが居れば守ってあげられる、おじさんの車で送ってあげるから一緒に帰ろう』
おじさんは私の反応を観察している。
私は頷いて、おじさんの車に乗ってしまう・・・。
白いバンで窓ガラスは全てスモークフィルムが貼ってあって、中の様子は判らない。
※元投稿はこちら >>