ロリータ 官能小説

私の場合、オナニーで想像していたのは、好意を持っている人間ではなく
どちらかと言えば、私の趣味ではない人間、太ってたり臭かったりする人に
悪戯されている事を想像する事が多かった。
俗に言うキモデブとか言う人達だ、嫌だと言っても聞き入れられなく、泣いたって
気持ち悪い手や唇が私を襲う・・・。
何人かで押さえられて、身体を弄られる・・・、ミミズやゴキブリが這い回るように
でも、幼稚園では性行為を強要される事はなく、悪戯で済んでいた。
しかし、おじさんやお兄ちゃんの行動は周囲の大人達に知れ渡る事になる。
当然、私の両親や幼稚園の園長先生にも発覚してしまう・・・。
私で味をしめた二人は、他の女の子にも手を出したみたいだった。
私のようにトラウマのない子達は直ぐに先生や両親に言い付けるし・・・。
気持ち良いなんて思うはずが無い。
結局、私の周りから姿を消した・・・そして、生活の変化はすぐに現れる。
毎朝の幼稚園バスの特等席は男の子が占領し、近所の子供達の輪にも入れなくなった。
幼稚園でも、家に帰っても一人で遊ぶ事が多くなり、隠に篭ってしまう。
その為かオナニーは、自傷行為の様になっていく。
身体に覚え込まされた挙句に放置されてしまったのですから・・・。
今迄のツケが帰ってきたみたいでした。
幼稚園でのいじめは、文具の盗難から椅子に画鋲をセロハンテープで付けられるなど
陰湿なものでしたが、最初は女子園児からが多かったけど、次第に男子園児からの
セクハラ的な行為も多くなってきました。
私は卒園と同時に、私立の小学校に行く事に成ったのです。
両親が、私の状況を察してくれたみたいでした。

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