暫くして私は気が付いた、その時には既に男の子達は居なくなっていました。
私は暗いジメジメしたトンネルの中で、靴下と靴を履いただけで横たわっていた。
暗い天井を見上げながら、男の子達の手や指の感覚だけが、身体に残っている。
気持ちの悪い、ニヤけた顔が浮かんでは消えていく・・・。
私はショーツとキャミを着て、ワンピースを着た・・・床が汚れていたせいかワンピースも
下着も泥だらけだった。
膝を抱えて、暗い中でどうしたら良いか判らなかった・・・。
ただ、全身をいじられてどうして気が遠くなったんだろう?、息が荒れて・・・身体が熱く
嫌悪感があるのに、嫌なのに・・・あの時の気持ちはなんなんだろう・・・。
おしっこする穴にも、お尻の穴にも指を入れられた・・・、想像するだけでもおぞましい・・・。
それなのに・・・、私は・・・そんな気持ちから逃げ出す様に家に帰った。
私はお母さんに服が汚れている事を注意されたが、中学生の男の子たちの事は言えませんでした。
これ以降お母さんになんでも言う事が出来なくなっていきました。
生活サイクルの違いもあって、親娘の間に溝ができ深く、大きくなって行くのだった。
次の日、あの中学生を見たが、私が無事に居ることと親に言い付けていない事に安心した様だった。
だけど私の身体は熱くなった、あんな事忘れたいのに・・・、恥ずかしいだけなのに・・・。
触られたり、指を入れられた感触が甦る・・・。
幼稚園でも私は発育の早い方で、顔も可愛い方だったが、いかんせん極度の人見知りと独占欲の強い
園児だった為、友達も出来ず孤立する事が多かった。
他の女子園児が気になる男子園児がいれば、横取りしてしまい、独占しようとして、結局男子園児にまで
嫌われてしまう様な事もあった、徐々にそれはいじめに移行する事になったのだった。
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