愛菜香とキスした日、私は大人の余裕を示すため、敢えてそれ以上の行為に進まなかった。
しかし彼女を送って行き、自宅でひとりになると、さっそく後悔した。
愛菜香は私に、胸を触ってもいいと言ってくれたのだ。だが服の上から乳房を揉めば、次は服の中に手を入れたくなる。生でおっぱいに触れれば次はアソコ。途中で止まれる訳がない。愛菜香もそのくらいのことは分かっていただろう。
そのチャンスを、私は自らフイにしてしまった。
続きはいつでもできる、というようなことを言ったが、その機会がいつ巡ってくるか分からない。本当にあるのかどうかも。
ところがありがたいことに、愛菜香の方が、その雰囲気を出してくれた。
キスをした日から1週間も経つと、授業や残り勉強の時は真面目に、明るくふるまっているが、帰りの時間が近付くと緊張して言葉少なになる。今日こそ私から『2階へ行こう』と誘われるのではないかと、ドキドキしているのだろう。
しかしそれでも私は、なかなか決心が着かずにいた。
期末テスト前に、愛菜香に勉強を続けさせる為に2階に連れて行った時とは訳が違う。今度誘えばそれは、彼女とセックスをするためだ。でも相手は13才。合意していたと言っても、真剣に愛し合っていると言っても、認めてもらえる年齢ではない。発覚すれば当然塾は解雇、警察沙汰になるかも知れない。
さんざん悩んだ末、結局私は愛菜香に、タイミングを見て
『僕たちは真剣に愛し合っているけど、身体の関係になるのは君がもう少し大きくなってからにしよう』と告げようと決心した。
それをいつ告げるか?グズグズと躊躇っている内に、なんと愛菜香の方からアクションが来た。
いつもの残り勉強が終わりに近づいた頃、愛菜香が視線をプリントに落としたまま、ふと思い出したように
「今日お母さん、夜勤で朝まで帰ってこないんだぁ」と呟いた。
それまで、愛菜香がわざわざ母親の帰宅予定を告げてくることはなかった。ということは……
これは、私にとって強烈な『誘惑』だった。
愛菜香が私を誘惑してきたのではない。まだ13才の彼女は、処女を失うことを積極的には望んでいなかっただろう。だが大人の私と付き合うために、必要なことだと考え、覚悟を決めてくれた。
そんな彼女の健気さが、たまらなく私を揺さぶった。せっかく、『大きくなってからにしよう』と告げる決心をしたのに!
愛菜香になんと答えたらいいか。時間はあまりない。私が迷っていれば、愛菜香を不安にさせ、悲しい想いをさせてしまう。私はサラリーマンだった頃にもやったことがないほど、フル回転で頭を働かせた。
そしてその結果、ひとつの答えを出した。
『そうか。私は先生なのだから、教えてやればいいんだ』
私は愛菜香や他の子どもたちに『教える』ためにここに来た。ならば、教えるのは勉強でなくてもいいはずだ。
ファーストキスの日、愛菜香を抱きしめながら、手が腰からお尻に触れたが、その身体つきはまるで少年のようだった。
そんな小さすぎる骨盤の中に収まった、小さな膣や子宮を大人サイズのペニスで犯すことは、ほとんど破壊行為だ。どれほどの苦痛が彼女を襲うことか。
しかし一方、13才の健康な少女なら、当然性的なことに興味はあるだろう。男から愛撫されて、気持ちよくなることにも。ならばそれを教えてやればいい。
愛菜香の胸やアソコに触って、舐めて、エクスタシーを経験させる。そこまでして、挿入も射精もできないのは辛いかも知れないが、今ここで大人の対応をして全てが『おあずけ』になるよりは、よほどいい。
私は愛菜香に「それ終わったら、2階へ行こうか?」と言った。
愛菜香は深刻な表情で、小さくうなづいた。
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