その駅は吉祥寺。俺のお気に入りの土地だった。俺は黙ったまま遥の手を引き、著名な公園を横目に「大人と少女の恋」に理解のあるホテルについた。
実はこれはドラマの一幕だ。俺の名は久市明弘、プライベートでも高校生少女を恋人に持つロリータを公言する俳優だ。遥を演じているのは高菜沙織、文字通り小五の11歳。11歳にしては胸が豊かで往年の栗山千明を彷彿とさせる美少女。3か月ほど前にヌード写真集を発表しあっという間にセクシーロリータアイドルに上り詰めた逸材。
このドラマは少女の性教育を大きな狙いとするもので、小学生少女たちに
① 大人の男が小学生女子を性の対象として見ていること
② 大人の男との恋愛の素晴らしさ
を発信することにあった。しかし、ホテルに入ってからの演技については台本はない。いかにドラマとは言え実在の幼い少女女優が演じる以上、無理はさせられないからだ。しかし、逆に撮影で男女が盛り上がったとき、それを無理にストップするのも幼い少女を保護する意味で好ましくない。このシーンをどこまでやるかは俺と高菜沙織にかかっているのだ。
ちなみにおれは沙織の大ファンであり、妄想の中で彼女と毎晩のようにセックスしている。彼女の写真集での大胆なポージングから見て俺は彼女が経験済みと見ていた。とはいえこの目論見が外れると俺はその瞬間、少女強姦の現行犯で逮捕される。仮に嫌がる少女に無理やりセックスを強要するように見えてしまったり、少女が挿入を痛がったりした場合、この国のこの時代においては強姦罪が適用されるのだ。ほんの数年前までは12歳以下の少女とのセックスは問答無用で強姦と見なされた時代とは雲泥の差で、ずいぶんよくなったのだが。
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