夕方6時に、遥は自分の部屋に母親を迎えた。
「遥。一応確認のために聞いておくね。
お前、愛美ちゃんを責めてやれる?」
遥は雅代の目を真っ直ぐ見て言っいた。
「出来ます。
ぜひ、してあげたいです。」
「その時は途中から、私も冴子も部屋から出ているからね。
あとは、全部自分の判断でするんだよ。」
「はい。分かりました。」
「お前なら、大丈夫だと思うけど..。
分かってるよね。
愛美ちゃんを、苦しめるための責めじゃないってことは。」
「もちろんです。」
「私や冴子に、あれだけ責められながら、愛美ちゃんを愛してるお前だから、任せられると信じてるよ。
じゃあ後30分したら、あの部屋においで。」
母親が出て行った時は、遥は自分が落ち着いているつもりだった。
しかし、胸は激しく高鳴っているし、愛美のいやらしい姿を想像すると、もうズボンの前が張り詰めてしまう。
それとは別に、お母様やおば様から任せられた責任を、果たすことが出来るだろうかとの不安も感じた。
僕って、本当はお母様やおば様から、責めてもらう方が好きなんじゃないかな?
愛美ちゃんを責めるのも、お母様達から言われて始めたんだし..。
でも、愛美ちゃんが可愛くて、どんな方法でも可愛いがってあげたいのは事実だ。
やってみよう!
もし、駄目だったら..、愛美ちゃんを犯すだけ犯しても、愛美ちゃんが幸せになれなかったら..。
お母様やおば様がお怒りになって、僕を責めて、いや拷問で死なせてくれると良いんだけど..。
簡単に、遥にはまだ無理だったねって言われて軽蔑されるのが、一番嫌だ..。
僅かな時間だが、遥なりに期待と不安で頭がいっぱいになっていた。
いよいよ時間になり、遥は三人のいる部屋に入った。
意外にも、愛美は裸ではなく、卒業したばかりの中学の制服を着て、髪もきれいに解かし、真面目な副会長のトレードマークの眼鏡も掛けていた。
服も身体も身綺麗にしているのは、母親達の思いやりなのかもしれない。
その顔は、目の下に隈を作り、淫靡な行為で疲労している事は遥にも分かった。
しかしその肌は、もともと色白なのに、今は興奮と期待で赤く染まったようだった。
広い方のテーブルには、バスタオルが敷かれている。
多分、これをベッド代わりにしなさいと言う事なのだろう。
そして小さなテーブルには、浣腸器や中に入れる薬品、様々なディルドー、アナル栓、手錠や縄、鞭等が並べられ、あと遥が驚いたことに、部屋の端に板を三角に立て掛けたような器具が置かれていた。
遥はその器具に、見覚えがあった。
2年の夏休みに、母の命令で遥自身が作らされて、その上に股がらされたことがある三角木馬だ。
母に命じられて裸で股がったが、我慢強い遥でも辛かった。
泣いたり赦しを乞うことはしなかったが、股がったままの状態で母から鞭を受けた時、失禁した。
母はそれで一応満足し、木馬から降りるのを赦してくれたが、遥は責めに耐えきれなかった自分自身が情けなく、降りた後に泣いたのだった。
優しい母は、そんな息子の心を推し量ってくれて、その三角木馬は倉庫の奥に収められ、それからずっと見ないままだった。
それが今、女の子である愛美を責めるこの部屋に置かれている。
使わなければ、いけないんだろうか?
これが男の子の僕にでも苦しくて辛いのは、良く分かってる。
愛美ちゃんに、これに跨がれって言えるだろうか?
股間が硬く熱くこわばると同時に、遥の心は激しく波打った。
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