雅代は冴子の方を見た。
冴子は、仕方ない..、と言うように首を振った。
娘の思うようにしてあげて..。
雅代は友人でレズのパートナーでもある冴子の意志に従おうと思った。
そして愛美の左の乳房に、ロウが垂らされた。
それまで目を閉じていた愛美なのに、それからは目を見開き、自分にロウが落ちてくるのを真剣な目で見た。
熱いロウが真っ白な愛美の乳房に落ちる。
一瞬愛美の背中がのけ反る。
しかし口からは苦痛の悲鳴も呻き声も出なかった。
ただ、ハアハアと荒い息遣いが聞こえるだけだ。
いよいよ乳首にロウが垂らされる。
地面に寝た愛美の身体が、緊張で固まったように見えた。
赤いロウが乳首に落ちた瞬間、愛美の身体は痙攣した。
ピクッ、ピクッ...。
あっ!
雅代も冴子も、そして吊られたまま見守っていた遥も分かった。
愛美は、乳首への激痛で逝ったのだ。
痙攣は数秒続き、やがて愛美は身体を弛緩させた。
「愛美ちゃん。
貴女、逝ったの?」
雅代の問いかけに、愛美は真面目な表情で頷いた。
そして、先程言ったとおり、自分で足を大きく拡げたのだった。
まだ赤いロウに犯されてない愛美の真っ白な内腿のつやつやした肌の真ん中に、赤い裂け目が開いている。
普段は薄いピンク色の愛美の性器は、もう興奮で濃い赤色になっていた。
そのうえぬるぬるした愛液も大量に分泌され、照明を反射して輝いている。
愛美はさらに、自分の手で自分の脛を握って足の開きをさらに大きくした。
愛美の性器は花弁を拡げて、愛美の表情と共に、お願い、酷くして..と訴えているかのようだ。
それでも雅代は、女の子の一番繊細な部分へロウを垂らすことを躊躇した。
また愛美の母親である冴子に視線を送る。
しかし冴子は今度も、貴女に任せるわ、と言うように視線を返した。
「おば様..、お願い...。」
愛美の声が聞こえた。
それまでの性的な責めを可愛いく耐えると言うイメージの愛美の声とは違っていた。
それは性と愛の快楽と深みを知り、そこに自分の意志で溺れていこうとする女の、淫靡で切実な願いが込もっているかのようだった。
雅代は、自分の大人としての常識が、息子と同い年の女の子から破られるのを意識した。
「分かった。
愛美ちゃん。熱いわよ..。」
そう言うと、雅代は高さ50センチからロウソクを傾けたのだった。
ロウソクの炎の下に溜まった溶けたロウが落ちてくる瞬間も、愛美は目を閉ざさずに見つめていた。
ああ、おば様がロウソクを傾けてくれたわ。
もうすぐ落としてくれる..。
あっ、落ちてきた..。
次の瞬間、愛美はまさに裂け目の中にそれが落ちたのを、はっきり認識した。
熱い!と頭が思うに前に、全身が無意識にぎゅーと捻るようにひきつった。
歯を食い縛っていたにも関わらず、
「きゃーっ!」
と悲鳴もあがった。
身体を捻り、頭を反り返らせて、数秒間激しく暴れるように地面の上をのたうち回る。
それでも愛美は、足を抱えた手を放さず、両足を開いたままだった。
数秒間ののたうち回る動きが終わった時、愛美はまた地面にぐったりと仰向けになったが、それでもまだ足を広げたままだ。
愛美の身体が弛緩したところで、雅代はロウが落ちた愛美の性器の状態を調べようとした。
その時だった。
愛美の弛緩した身体から、シャーと銀色のしぶきが飛んだ。
失禁したのだ。
愛美ちゃん、気絶したの?
雅代が慌てて愛美の顔を見ると、目付きは虚ろだが、意識はある様子だった。
「もう、もう良いのよ。
愛美ちゃん、終わったのよ!」
雅代はそう言って、自分の足を抱えている手を下ろさせた。
地面に横たわった愛美は、表情は虚ろなままだが、はっきり声を出して言った。
「遥君を...助けて..」
その頃、逆さに吊られた遥は、目の前の健気な恋人の光景に異常な興奮をしたせいか、急に頭がくらくらとなり意識が遠くなりかけていた。
自分の母親の声で、恋人への責めが終わったのを分かった後、完全に視界が真っ黒になり、気を失った。
遥は仰向けに寝かされた状態で意識を回復した。
そして見たものは、顔の直ぐ上にある恋人の痛々しく腫れた性器だった。
愛美は、仰向けの遥の身体の上で、シックスナインの体勢になっていたのだ。
そして母親達の約束してくれたご褒美、遥のペニスへのお口でのご奉仕を許してもらっていた。
遥のペニスも、ロウで赤く火傷してる部分がある。
だから愛美は、口に入れてしまうのではなく、優しく舌で舐めるように恋人のペニスを愛撫していた。
習った訳でもないのに、自然に舌を尖らせて、遥の亀頭の中心にある尿道口をつつくようにしたり、はやり尖らせた舌で、亀頭の周囲の溝をなぞったりしてあげた。
遥君..、貴方ってすごく強いんだね..。
私、貴方のお母様から割れ目に1滴ロウを垂らされただけで、おしっこ漏らして大変だったんだよ。
それを貴方は、ここを私のお母さんからこんなに焼かれて、逆さに吊られてお尻まで焼かれたんだね。
お母さん達、約束とおりに、私が遥君に口でするのを許してくれたんだよ。
私は下手だから、遥君がお口で私を気持ちよくしてくれるみたいには出来ないと思うけど、一生懸命頑張るから、赦してね..。
愛美は心を込めて、真剣に恋人のペニスに舌を這わせた。
見守る母親達の目には、それは淫らな光景の筈なのに、神々しくさえ思えた。
やがて愛美は、四つん這いになってる自分の性器が、下から舐められるのを感じた。
熱いロウで焼かれた粘膜だったが、それを優しく舐めてくれる恋人の舌に、愛美はたちまち熱く粘り気のある液で性器を濡らしてしまった。
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