夜の闇の中で、遥へのロウソク責めが始まった。
遥は両手を頭上の庭木の枝に縛られ、立った状態で冴子からのロウソクを受けた。
白い肌に赤いロウが散らばる。
赤い点々は、背中から始まって、身体の前の方へと広がって行った。
「胸を張って。」
冴子から言われて、素直に冴子に胸を向ける遥。
その少年の可憐な左乳首に、赤い灼熱のロウが垂らされた。
ロウソクの位置はそれほど高くない。
乳首からほんの15センチ程の位置から垂らさせる。
ロウソク自体もSM用の低温の物ではなく、デコレーション用の太い市販品だ。
冴子の傾けるロウソクから、先端部に溶けて溜まったロウが、遥の乳首に垂らされた。
我慢強い遥でも、かなりの苦痛を感じたらしく、その美しい目と眉が苦痛に歪んだ。
それでも、身体を後ろ向けて冴子の責めから逃げようとしたりする様子はない。
身体を小刻みに震わせながらも、じっと立ったまま、乳首への灼熱の責めを甘受した。
「これって、かなり熱いでしょう。
遥君の乳首、火傷しちゃったかもしれないけど、将来赤ちゃんにおっぱいあげる訳ではないから、構わないよね。」
やっと左乳首に垂らされたロウが固まって、緊張が解けてハアハアと荒い息遣いをする遥に、冴子は笑い掛けた。
続けて右の乳首にも、灼熱のロウが垂らされる。
遥は再び苦悶の表情を浮かべた。
しかし悲鳴も苦痛の声も、その口からは漏れなかった。
すぐ側に同じ姿勢で縛られている愛美は、恋人の白い肌に自分の母親がロウを垂らすのを、ポロポロと涙を流しながら見守っている。
やめて、お母さん!遥君に酷い事しないで!
と普通の娘なら泣き叫ぶだろうが、愛美はそうはしなかった。
「遥君..、可哀想..。」
小さく呟くように恋人の名前を呼ぶだけだ。
そんな愛美を、雅代は後ろからそっと抱きながら、
「愛美ちゃん..、私の遥を心配してくれるのね..。
本当に可愛いわ..。
可愛い過ぎて、私も貴女を息子と同じように虐めてあげたくなっちゃうじゃない..。」
と耳元で囁くのだ。
囁くだけでなく、そっと愛美の乳房に触れて優しく撫で回しながら、
「愛美ちゃんのおっぱい、本当にきれいな大人の女のおっぱいになってきてるわね。
私も貴女に、お母さんが私の息子にしてるのと同じ事をしてあげたくなっちゃうじゃないの。」
と言う。
さらに恋人への拷問を見せられて硬くなってしまった乳首を摘まみ、
「ふふっ、息子が責められてるのを見て、感じてくれてるのね。
でも、愛美ちゃんは女の子だから、おっぱいは息子よりずっと敏感で繊細..。
そんなおっぱいを私から熱いロウで焼かれちゃったら..、きっと貴女後悔するわよ。」
と言葉でも脅かした。
それなのに愛美は、
「おば様..、構いません..。
お母さんが遥君にしてるみたいに..。
いえ、もっと酷い事を私に..。」
と熱い吐息と共に答える。
その会話は、遥にも聞こえている。
ああ..、愛美ちゃん。
君は女の子なんだ..。
僕のように、こんな辛い事をされなくても良いのに..。
嫌だって言ったら、僕のお母様は絶対に無理にしたりしないのに..。
それを分かってて、僕と同じようにして欲しいって言ってくれるんだね。
僕、とても嬉しい...。
好きだよ、愛美ちゃん..。
恋人の母親から過酷な責めを受けながら、遥の心の中は甘くときめく。
そして下半身には、半年前にその可愛い恋人のお尻を犯したペニスが、やがてくわえられる責めの恐怖に負けずそそり立っていた。
いや、過酷な責めを受けると分かっているから、硬く大きくなっているのかもしれない。
遥にとって、今はそれを恋人の母親から責めてもらのに耐えることが、恋人への愛の証だった。
いよいよ、その時が来た。
「遥君、これから私がやろうとする事、分かるわね。」
冴子から言われて、遥は頷いて答えた。
「僕の、いやらしいペニスを..、罰してくださるんですね。」
「そうよ。
この前私の娘のお尻を犯して、今も娘から見られてこんなに大きくなってる遥君のペニス、私が罰してあげるわ。」
「は..い。お願いします..。」
お母様と愛美ちゃんに見守られながら、愛美ちゃんのお母さんに責めてもらえる..。
とても世間の常識では理解されないこの状態が、遥にとっては至福の世界だった。
「さあ、遥君。いやらしいペニスを私の方に向けて!」
冴子からそう言われて、遥は躊躇いなく硬く勃起したペニスを恋人の母親に晒した。
冴子の左手が、遥のペニスの根本を袋ごと握る。
「良い?いくわよ!」
遥は、激痛を覚悟した。
冴子がロウソクを傾けた。
最初の滴は、竿の中程に落ちた。
「!」
触れた直後は、何の痛みかピンとこなかったが、直ぐにそれが灼熱の塊だと理解する。
※元投稿はこちら >>