それから遥にくわえられた責めは過酷だった。性的虐待と言うより、リンチ、拷問とも言える程だった。
「もう一度、愛美ちゃんの頬にキスしておいで。
それから、責めを始めるから。」
そう母親に言われて、遥はもう一度愛美の愛らしい寝顔を見た。
無邪気な、本当に無邪気な寝顔だな..。
可愛いよ、愛美ちゃん..。
恋人の頬にキスすると、遥は母親達の前に立った。
「きっと、すごく辛いと思うわよ。」
と、冴子が脅かすと言うより、同情するような口調で言う。
「そうね。多分、これまでで一番きついと思うわ。」
と雅代も心配気な口調で言った。
こんなに同情しながら、なぜ他人より美しく優れて素直な息子を責めたくなるのか?
その理由の説明は、雅代にも冴子にも、そしてそれを進んで受ける遥にも出来ないが、しかし理解はしているのだ。
遥は嫌々ながら責められるのではない。
むしろ進んで二人の母親に、その身体と心を捧げる気持ちだった。
「手を後ろに回して。」
雅代が命令した。
後ろに回した遥の手首が、縄で縛られる。
「そのまま、浣腸を受ける姿勢になって。」
両手を後ろ手に縛られた後なので、四つん這いのような姿勢になるためには、一度膝まづいてから、ゆっくり上半身を倒していかねばならない。
手が使えないから、横に向けた顔と肩で上半身を支えることになる。
そして高く上げたお尻を、二人から撫で擦られた後、きびしく平手打ちされた。
「ふふっ、痛い?」
楽しげにおば様から聞かれ、遥は顔を赤らめて
「いえ..」
と答える。
すると今度は
「良い子ね..」
と母親から聞かれて、今度は大きなスリッパの裏で打たれた。
こんなことは、まだ手始めにもならないと遥は分かっている。
冴子が浣腸器を持ってきた。
数時間前に、愛美のお尻に差し込まれた物だ。
「先を舐めて。」
冴子が四つん這いになっている遥の顔に、浣腸器の先端を差し出す。
遥は躊躇わず、舌を出して恋人のお尻に刺された経歴のある浣腸器の先端を舐め、そして口に含んだ。
「さっきは、この浣腸器で、私の愛美のお尻を責めてくれたのね。
今度は、同じ浣腸器で、遥君が責められるのよ..。」
冴子の声は、かなりの興奮で甲高くなっていた。
ガラスの浣腸器に、グリセリンが満たされた。
200cc、それを5回。
四つん這いの遥の腹部は、外見から分かるくやいに膨れた。
それを出すまいと努力しているアナルの括約筋に、新たな苦痛が加わる。
愛美に使われた最大直径3.5センチのアナル栓だ。
これも挿入される前に、舐めさせられた。
「良い?入れるわよ!」
冴子の声と共に、非人間的な道具が遥のアナルを犯していく。
経験のある遥でも、思わず
「ううっ..」
と苦痛の呻き声をあげてしまった。
最後に、
「それっ!」
と言う声と共に、ズンッと後部を押し込まれ、栓は完全に遥のアナルに埋もれた。
「立ちなさい!」
と言われて、よろよろとその場に立ち上がる。
両手が使えないから、時間が掛かった。
太い栓が入れられたアナルが、ピリピリと細かく裂けそうで辛い。
立ち上がる動作だけで、もともと浣腸で苦しい腸の中が、硬い物質で掻き回されて、呻いてしまいそうだった。
立った時には、もう遥の顔色が青くなっていた。
そこに雅代が、縄をふんどしのように股間を通し、アナル栓が外れないようにしてしまった。
これで、もう僕はうんこが出せないんだ..。
苦しさに気を失ってしまうまで。
いや、だめだ。
僕は、最後まで苦しんで、お母様とおば様を楽しませなくては..。
二年前同様の、健気な少年の決意だった。
そんな遥に冴子が、
「遥君って、本当に私の愛美を好きになってくれたんだね..。」
と泣きそうな笑い顔で言うと、目の前に今日ここに愛美が穿いてきて脱いだ白いパンティーを広げて見せた。
いや、大人用のパンティーと言うより、まだ子供が穿く股上が高い真っ白なパンツだ。
その股間のクロッチのところに、薄く茶色の線のような染みが着いている。
「遥君、分かる?
これ、愛美のおしっことおりものよ。
君が、愛美の事を本当に好きなら、これを穿けるよね。」
そう言うと、冴子は遥の前に膝まづき、その愛美のパンツを穿かせようとした。
遥は、お尻の痛みを堪えながら、片足づつ上げて、恋人のパンツに足を通す。
雅代と冴子は、愛美の女物のパンツを穿いた遥を、大きな姿見の前に連れて行き、その姿を見せつけ、さらに何枚も写真に写した。
ウエストのきつい女の子用のパンツを無理やり穿かされて、パンツの前の部分が不自然に嫌らしく膨らんでいる。
「この写真、後で愛美に見せてあげるの。
愛美を虐めた遥君が、こんな恥ずかしい姿になったんだよ、って。」
そもそも遥に愛美を責めさせたのは、雅代と冴子なのだ。
それを愛美のために遥に復讐するかのような矛盾した事を冴子は言ったのだが、遥にとってはそんな理屈は取って着けたものに過ぎないと分かっている。
冴子おば様は、お母様と一緒で、僕の事が好きだから責めてくださるんだ。
だから、おば様からされる事は、どんなに痛くて辛くて、そして恥ずかしくても、僕はそれに耐えておば様を喜ばせてさしあげるんだ。
だっておば様は、愛美ちゃんのお母さんだもの..。
激しい便意とアナルの裂けそうな痛みに苦悶する遥に、さらに冴子は新たな責めを加える。
浣腸による便意で、遥の全身は寒さで鳥肌がたち、少年の可憐な乳首も硬くなっていた。
それに、ギザギザの着いた金属製のクリップを挟んだのだ。
激しい痛みが、乳首から脳天まで駆け上がる。
しかも冴子は、そのクリップに糸で吊り用の錘をぶら下げた。
両方の乳首に錘をぶら下げ、恋人のパンツを穿いた下には1リットルの浣腸をされた上に太いアナル栓を咥えさせられ、それが抜けないようにと縄ふんどしで押さえられている。
そんな姿で、遥は夜半の中庭へと連れ出された。
歩く度に、アナルが裂けそうだし、乳首も千切れてしまいそうだ。
でも、仕方ないんだ。
だって、僕も愛美ちゃんを痛くしたんだから..。
そう思いながら、遥は中庭に出た。
中庭はいつも遥が手入れしてきれいにしているが、やはり土が剥き出しの所には、雑草も生えてくる。
遥は、そんな場所に仰向けに寝かされた。
「遥。お前は、本当に可愛い息子だね。
さあ、私のおしっこをお飲み!」
そう言うと、雅代は下着を脱ぎ捨て、遥の顔の上に両足を広げてしゃがみこんだ。
暖かくて..、美味しい..。
二年前に、初めていただいた通りの懐かしい味..。
遥は、本当にそう思って全て飲み干した。
続いて冴子も、同じようにしゃがむ。
雅代のよりも、塩気が多いような味だ。
全部飲み干した遥に冴子は、
「遥君って、本当に愛美と同じ...。
飲んだ後、舌できれいに拭いてくれるのね。」
と感心したように言った。
その後は、遥は両手を頭の上の木の枝に縛られ、その全身を二人の母親から鞭打たれた。
当たり方によっては、ビシッ!パンッ!とけっこう大きな音もするが、何より遥が悲鳴をあげたりしたら、ご近所に聞こえてしまうかもしれない。
遥は必死に耐えた。
鞭が当たり、乳首に付けられたクリップが叩き落とされた時は、息を飲む程の痛みだったが、辛うじて悲鳴を飲み込んだ。
しかし、全く無事と言う訳でもなかった。
痛みが走った時に、無意識に全身を緊張されたせいか、遥は穿いている大切な愛美のパンツに、失禁してしまったのだ。
しかも失禁だけでなく、縄ふんどしで押さえられている筈のアナル栓の隙間からも、水のような便が漏れていた。
真っ白な、可愛くて清純な愛美ちゃんを象徴するようなパンツなのに..。
それを母親から教えられた時、健気な少年も、ついに小さな子供のようにしくしくと声を潜めて泣き出したのだった。
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