愛美は、新しいスティックが、たしかこれまでの物と違っているのを実感した。
段々の一つ一つがアナルの括約筋を越える度に、括約筋が拡げられて緊張し、それがまた緩んでいく。
その時に、例えようの無いような刺激が、アナルを中心に下半身全体に広がるようだった。
しかもアナルに挿入された長さも、15センチ近くまで入ったのではなかろうか。
弾力性のある素材で作られた物だから、突き刺さるような痛みはないが、体内の奥深くに異物が入っている違和感は大きくなった。
それでも愛美は、スティックのほとんどが挿入されるのを、じっと耐えた。
奥まで入ってるわ..。
ちょっと身体を動かすと、お腹の奥に内臓とか筋肉とかと違う何かが入ってるのが分かる..。
遥君が動かしてくれると、それをはっきり感じるの..。
お尻の入口のところが拡げられて痛いのとは、また別の感触だわ..。
でも、まだ私は大丈夫..。
痛みにも刺激にも、十分耐えてるし..。
そう思った愛美だったが、遥の
「よし、奥まで入った。
じゃあ、抜いていくよ。」
と言う声と共に、スティックが数センチ一度に引き抜かれた時、
「あ、あああ...!」
と自分でも思わず声が出てしまった。
スティックのぼこぼこした表面が、アナルの括約筋を抜けていく時、その連続した刺激は、まだ性感に対して初な愛美に、信じられない快感をもたらしたのだ。
何、これ?
私のお腹の中、内臓が一緒に引き抜かれるみたいだったわ!
確かに痛かったわ..。
でも、なんだかとっても...。
いきなりの刺激で、息をはあはあ言わせている愛美に、遥は
「これって、かなり効くでしょう。
僕もお母様からしてもらって、悲鳴をあげそうに為ったことあるんだ。」
と教えてくれた。
本当に、かなりきついんだ..。
でも、これでやっと私、遥君と同じような体験が出来るんだわ..。
愛美は、薄く目を開いた。
そこには、愛美の大きく拡がった足の間にしゃがみ込んで、アナルに入れたアナルスティックを真剣な表情で出し入れしてる遥の姿があった。
アナルスティックは、根本近くまで挿入される時はゆっくりと、そして抜かれる時は、一気に半分近くが引き抜かれてしまった。
「ひっ!ひいい...!」
ついに愛美は、大きな悲鳴のような喘ぎ声をあげてしまった。
自分のお腹が勝手にぐぐっと収縮し、アナルから子宮に、いや何故か乳首にも電流が流れたような気がした。
自分が声をあげてしまった事に気がついた愛美は、心配そうな遥に向いてこう言った。
「ごめんなさい。私ったら、また変な声を出しちゃって..。
遥君、心配しなくて良いのよ。
私、痛かったり苦しかったら、ちゃんとそう言うから。
約束するわ。
だから遥君、私がちょっと変な声をあげても、構わずに続けてね。」
そしてぎこちなく微笑んだのだった。
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