遥が一人で元の部屋に戻ると、母親から
「どこまで、見たの?」
と聞かれた。
「愛美ちゃんがトイレに座らせてから、ドアを閉めてこちらに来ました。」
「お前、愛美ちゃんがうんこするところを、見たいと思わなかったの?
愛美ちゃんの全てを知りたいって言ってたから、見たかったんでしょ。
本当に見なかったの?」
「それは、見たいとも思ったけど..、でも今はまだ、愛美ちゃんが可哀想だし..」
遥にしては、歯切れの悪い答え方だったが、雅代は冴子に対して、どうだ!と言うような顔をした。
冴子も雅代に、頷き返す。
「どう?やっぱり私の息子でしょ。」
「さすがに遥君だわ!
雅代の言うとおりね。」
自分が浣腸して便意に苦しむ恋人を、トイレまで連れて行った男が、恋人の排便する姿を生で見るか、見ないか?
力づくで女を従わせようとする男なら、多分女がどんなに泣きわめいても、女として、いや人間として一番恥ずかしい排便姿を間近で観察し、相手の女を自分に完全屈服させるだろう。
見られた女は、もう私はこの男に逆らえないと諦めに似た感情になる。
しかし、それで男に従うのを幸せと思う極端なM女もいるだろうが、普通は女の心にトラウマを植え付けかねない。
その点では、遥はトイレに残していった愛美の心に、今まで以上の信頼感と甘い憧れを残す事に成功していた。
その証拠に、しばらくして一人で部屋に戻ってきた愛美は、目に泣き腫らした跡が残っている
ものの、その表情は晴れ晴れとして態度は落ち着いていた。
「おば様、お母さん、遥君、心配させてごめんなさい。
でも愛美、もうすっかり大丈夫です。
遥君。愛美のお尻を、もっと可愛がってくれる?」
愛美の言葉に、雅代と冴子は微笑み、遥もにっこり笑ってくれた。
さっそく愛美は、再び四つん這いにされ、遥の手によって、アナルにゴムの管であるカテーテルを挿入される。
そのカテーテルは高い位置に吊るされたイルリガートルに接続されていた。
「愛美ちゃん。
今度お尻に入れるのはぬるま湯だから、そんなに激しくお腹が痛くなることは無いと思うけど、量がかなり多いのよ。
500cc、ペットボトル一1本分よ。
けっして無理はしちゃだめ。
お腹が張った感じで苦しくなったとか、痛みを感じる時は直ぐに言って。
約束よ。」
雅代は愛美が素直に頷くのを見て、息子にカテーテルを挟んでいたクリップを外すように言った。
容器に入っていたぬるま湯が、重力に従って流れてくる。
それが愛美の腸内に入っていくのだが、確かに痛さや苦しさはほとんど無かった。
いや、むしろ気持ち良かった。
温かいぬるま湯は、腸の中に入ると愛美の身体を温かくしてくれた。
四つん這いになると、腹部が重く垂れ下がってきてるのが実感できたが、それほど辛くはない。
それに時々遥が、そっと愛美のお腹を下から撫でてくれた。
「お腹、膨らんだって分かるよ。」
恋人からそう言われて、愛美ははにかんだ微笑みを浮かべた。
ずっとずっと先の事だけど、このまま幸せが続いて、やがて遥君と結婚出来たら..、そして私のお腹に赤ちゃんか宿ったら、夫になった遥君が、今と同じ言葉を言ってくれるかしら..。
もし、この光景を他人が見れば、紛れもなく
中3の女の子がハードSM、性的虐待をされてるシーンなのだが、愛美にとっては甘美な未来を夢見る事が出来きた、本当に幸せな愛され方だった。
お腹に溜まったぬるま湯は、しばらくしてトイレで排泄。
それを三回繰り返されたが、浣腸と違って、肉体的にも精神的にも、愛美が消耗することは無かった。
三度の洗腸を終わった後、トイレから戻ると改めて雅代から体調を聞かれる。
愛美が「大丈夫です。」と答えたら、雅代は冴子に、
「愛美ちゃんを革のベルトで拘束したいんだけど、良いわね?」
と聞いた。
冴子は娘が頷くのを見て、雅代に
「何でも雅代と遥君の好きにしてちょうだい。
愛美も、それを望んでるみたい。」
と答えた。
それから愛美は、バスタオルが敷かれた床の上に仰向けに寝かされた。
幅の広い革手錠のような道具で、右手首と右足首、左手首と左足首をそれぞれ繋がれた。
自然、愛美の足は大きく広げられる。
「このままだと、ちょっと苦しいから..」
そう言うと雅代は遥に命じて、愛美の腰の下に厚く折り畳んだもう一枚のバスタオルを敷いてくれた。
身体は少し楽になるが、仰向けのままで、性器だけでなく、アナルも天井の方を向いたようにされてしまう。
愛美はされるがまま、素直に拘束してもらい、アナルが上を向くような姿勢になったが、羞恥心が無くなった訳ではない。
そっと目を閉じ、顔を横に背けた。
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