「愛美ちゃん、まずお尻を消毒するよ。
沁みないタイプだから、そんなに痛くない筈なんだけど..。」
確かに遥は優しかった。
雅代の指示に忠実に従うだけでなく、行う事一つ一つに、愛美が恐がらないようにと説明を行った。
もともと痛くても恐くてもかまわないと思ってる愛美にとっても、遥の思いやりは心に染み、恐さもぐっと少なくなった。
しかし、それと恥ずかしさとは別である。
消毒液が染み込んだ脱脂綿がアナルに触れると、愛美は思わず
「あっ..」
と声を出してしまった。
「大丈夫?」
遥から様子を尋ねられて、愛美は、
「ごめんなさい。
ちょっとびっくりしただけ。
痛いとかないから..。」
と答えながら、こんなことで遥君に気を使わせてはならない、声は出さないようにしなくちゃ、と自分の意識をひきしめた。
しかし、その覚悟は直ぐにダメになった。
「次は浣腸器が引っ掛からないように、お尻にローションを塗るからね。」
愛美は、また脱脂綿のような物でローションを塗られるのだろう、と予想していた。
しかし、愛美のアナルに触れたのは、もっと繊細で優しい感触だった。
これって..、もしかして、指..?
そう思ってお尻に神経を集中させると、自分のアナルに触れてくれてるのは、遥の指に間違いない。
そんな..、汚いのに..。
愛美は、遥に申し訳ないと思った。
でも、下手に汚いから止めてとか言えば、やはり痛いのかな?と遥君に誤解を与えちゃうわ。
愛美の思ったとおり、遥は愛美のアナルにローションを塗るのに、自分の指を使った。
ローションを直接塗ると、アナルの周辺がヒクヒクっと愛美の意思に関係なく蠢いた。
それと同時に、愛美の背中はぐーっと弓なりに反り返った。
愛美の努力にも関わらず、愛美の口からは
「くーっ..」
と呻き声が漏れたのだった。
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