「さあ、愛美ちゃん。
四つん這いよ。
大丈夫?」
雅代の言葉に、愛美はフローリングの上に敷いたマットの上で四つん這いになった。
愛美自身は、
「マットなんか要りません。
床の上に直接..」
と言ったのだが、雅代から
「女の子の膝を擦って見苦しくさせたら、遥から恨まれちゃうわ。」
と冗談混じりに言われたら、従うしかなかった。
愛美は、相変わらず痩せた身体を、マットの上に四つん這いにする。
胸の発育も、標準的な女の子より遅いのか、それともあまり大きくならない体質なのか、四つん這いになっても乳房が垂れ下がると言う感じはまるでしない。
ただ、すでに尖っている乳首が、その存在を主張していた。
「恥ずかしいでしょうけど、足は広げてね。」
雅代から言われて、自分で意識して、出来るだけ足を広げた。
顔の近くで、母親の冴子がそっと教える。
「四つん這いの時は、背中を丸めるより、反らしてお尻を上げた方が見映えが良いのよ。
床には、手のひらを着けるより、肘を着くようにした方が、お尻が高く上がって可愛いわよ。」
そうなんだ..。お母さん、ありがとう..。
愛美は素直にお尻を上げるポーズを取った。
そんな愛美の斜め後ろから、遥が見守っている。
ああ..、僕のために、愛美ちゃんがあんな可愛いポーズを取ってくれてる..。
女の子にとって、全裸でお尻を上げるって、恥ずかしいだろうな..。
それなのに..。
なんて、可愛いんだろう..。
遥の息遣いは、既に熱く荒くなっていた。
「さあ、遥。教えた通りにね。」
雅代が遥に、ガラスの浣腸器を手渡す。
200cc用の物だが、その100の目盛りのところまで、薬が充たされていた。
「グリセリン水溶液よ。
濃度は普通50けど、今日は30押さえてるわ。
これでも、愛美ちゃんにはかなり辛いと思うけど..」
浣腸器を握った遥は、今一度自分の口から愛美に聞いた。
「愛美ちゃん。
こんなことしなくても、僕は愛美ちゃんのこと、とっても可愛いと思ってるよ。
それでも、本当に愛美ちゃん、僕にお尻をくれるの?」
それに対して愛美は、はにかみながら言った。
「私..、遥君に..されたいの..。」
遥の心は、嬉しさ愛しさではち切れそうだった。
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