「は..い..。」
今度は愛美は素直だった。
黒いゴム製のパンティーは、子供っぽい体型の愛美には、もともと似合わない。
しかし、似合わないからこそ、アブノーマルな魅力を醸し出していた。
愛美自身は、外見は清楚な思春期の女の子そのもので、顔も身体もそんな隠微な物を穿くような感じでは全くない。
穿いている愛美の顔も、そんな隠微な道具を使う淫らな期待等全く感じられなかった。
むしろ、張り詰めた悲壮感のようなものが漂っている。
愛美は、四つん這いの遥のお尻を前にして、膝まづいた。
顔を捻って愛美の方を向いて何か言おうとする遥に、愛美は
「お願い..、私を見ないで..」
と小さな声でお願いした。
遥も振り向くのを止め、
「分かった。
愛美ちゃん、僕はどんな事でも耐えられるんだから、心配しないでやって良いんだよ。
いや、愛美ちゃんにやって欲しいんだ!
お願いするね!」
と言った。
愛美は無言で頷くと、片手をゴムパンティーの前に取り付けられているディルドーに添え、遥のアナルに宛がった。
「おば様、お母さん。愛美、やってみます。」
愛美にしては、思いを込めたきっぱりとした言い方だった。
愛美の細い腰が、ぐぐっと前に突き出された。
遮りられるような抵抗があるのが、自分の下腹に感じられる。
遥の方を見たら、遥は少しだけ身体を、右に捻るように動かした。
痛いのかしら..?
なかなか思ったように、腰が進まない。
つまりディルドーが、遥のアナルに上手く入っていないと言う事だろう。
これで押していっても、遥君が痛いだけの筈。
もう一度、入れ直してみようか..。
愛美は身体を腰を中心に引いてみた。
抜いた筈だが、抜く時も何の手応えもない。
やはり挿入が出来てなかったんだ。
もう一度、指で遥のお尻の割れ目をなぞり、アナルの位置を確認した。
愛美がお尻の割れ目を指でなぞると、遥はその気持ちよさに身震いが出るくらいだった。
しかしさすがに男の子だけに、グッと声を出すのを我慢する。
あっ、これは..、ディルドーじゃない?
えっ、細いのが動いてる?
指?
それは、愛美が一度ペニパンで遥のアナルを責めるのを中断し、代わりに恋人のお尻に挿入した自分の人差し指だった。
愛美は、無機質のディルドーで恋人のアナルを犯すより、細くて小さいが、自分の指を恋人の胎内に入れてみたいと言う女性らしい気持ちもでそのような行為に出たのだった。
「あっあっ..、愛美ちゃん..!
君って..、すごいよ..。
こんなに..気持ち良いなんて...」
さすがの遥も、生真面目で無表情では居れなかったのだ。
「良いの?本当に?
遥君、私、うれしい..。」
「うん、君って本当に上手だよ。
さあ、パンティーの上に着いてるあれで、僕のアナルを犯してごらん。
君がしてくれるのなら、僕はきっと気持ちよくなれると思うんだ..。」
愛美は、嬉しかった。
「遥君..、私、するよ!」
こう叫ぶように言うと、愛美は自分の腰をグイッと遥のお尻に密着させた。
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